マイクロエース【A8405】 満鉄 特急「あじあ」号用客車 7両セット

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1934(昭和9)年11月1日、南満州鉄道(満鉄)では超特急列車「あじあ」号の運転を開始しました。大連~新京間701kmを8時間30分で結び、最高速度は120km/hを誇りました。
列車は機関車・客車ともに流線型で製作され、特に客車は軽量化のために高張力鋼製半甲殻構造が採用されたほか、内装材を中心に軽合金が多用されたのが特徴です。
編成後端の展望車は流線型のガラス張りの密閉式が採用されました。
また、世界に例を見ない全車(手荷物車を除く)空調装置装備で登場し、ローラーベアリングを備えた乗り心地の良い三軸ボギー台車の採用と相まって乗客から好評を博しました。
登場翌年には運転区間をハルピンまで延長しました が、戦局の悪化に伴って1943(昭和18)年2月を以って運転を休止、以降は特急列車として運転されることは無く終戦を迎えました。
戦後は一部の車両が中国で使用されたのち、現在も展望車が保管されています。

〜モデルについて〜
本作が出る以前のあじあ号といえばパシナと同梱のセットでしたが、今作より客車と機関車が別売りとなりました。
同型のあじあ号がマイクロエースA8404 満州パシナ12 燈火管制改造あじあ号 8両セットとして発売されていますが、今回は屋根がシルバーになっていたり(前回はグレー)します。
なお、Nゲージの中では車体が長いため新幹線とほぼ同じ扱いで細かいカーブ、トンネルなどに気をつけないと、接触します。

前作
https://muuseo.com/azuazu257/items/1714

マイクロエース【A8404】 満鉄パシナ12・燈火管制改造・あじあ号 8両セット
1934年11月1日特別急行列車「あじあ」号の運転がスタートし、大連~新京間701.4kmを8時間30分で結びました。満鉄はロシア時代の線路を2回に渡り改軌、さらに全区間を複線とし、曲線の半径およびカントの改良、勾配を緩くするなど高速運転を可能としました。 機関車・客車ともに流線型で製作され、機関車パシナ(パシフィック型 の7番目の機関車という意味)は動輪径2.0m、全長25.6m、高さ4.8mで東洋一の大きさを誇り、最高速度130km/h を出すことが出来ました。 客車は空調装置が付き防音設計となり、3軸台車により快適な走行が得られました。 機関車は後に燈火管制によりヘッドライトに覆いが設けられ、車体色も黒に近いグレーに変更されました。 またナ ンバーは当初の数字3桁から「パシナ」+数字へと改められました。 現在は機関車数両が中国に保存されています。
https://muuseo.com/azuazu257/items/1714

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    Jason1208

    2019/12/20

    満鉄あじあ号は浪漫ですね。^^;
    0系新幹線の直系の先祖だと思います。

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      Railwayfan

      2019/12/20

      コメントありがとうございます。
      満鉄の開発者の1人である島安次郎氏は新幹線開発に「弾丸列車計画」として新幹線開発に大きく携わりましたし0系のルーツと言っても過言ではないですね^_^

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    tomica-loco

    2021/07/24 - 編集済み

    茨城県つくばみらい市の牛久沼に近いきらくやまふれあいの丘公園に南満州鉄道の蒸気機関車プレ二(PL2)が展示されてます。
    説明によると南満州鉄道向けに日本車両にて昭和10年に製造された車両で終戦後、中国東北部で平成7年まで現役で走っていたそうですよ

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      tomica-loco

      2021/07/24

      プレ二(PL2)

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      tomica-loco

      2021/07/24

      プレ二(PL2)

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      Railwayfan

      2021/07/24 - 編集済み

      お写真ありがとうございます。
      茨城に保存されている車両で、満州時代の機関車なんですね。
      1995年まで中国にて活躍していたとのことですが、日本で展示してあるのは感慨深いです。
      一度この場所に行って見てみたいです。

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