- Railwayfan Museum
- 4F 鉄道模型 Nゲージ 〜JR・国鉄 特急編〜
- TOMIX 【92779】 JR 485系 特急電車 (スーパー雷鳥) 増結A 3両セット
TOMIX 【92779】 JR 485系 特急電車 (スーパー雷鳥) 増結A 3両セット
「スーパー雷鳥」は、北陸本線の特急「雷鳥」の速達化とグレードアップを目的に、1989(平成元)年に運転を開始した特急列車です。
充当された車両は「雷鳥」と同じ485系ですが、各車両はアコモデーションの改良や自動販売機の設置などが施され、ボディカラーも白を基調に青とピンクの帯というデザインに一新されました。
なかでも、サロ489形などの改造によるクロ481-2000形および、サロ481-500形をベースとしたラウンジ付サロ481-2000形の2形式については、共に3列シートなど豪華な内装で大幅なサービス向上を実現しました。
これら「スーパー雷鳥」用車両は最高運転速度を130km/hとし、停車駅も少なくすることで表定速度95km/h以上という俊足ぶりを発揮、大阪~富山間の到達時間を大きく短縮しました。
運転開始より好調な滑り出しを見せた「スーパー雷鳥」は年々編成を増強1991(平成3)年の七尾線電化開業時には10両編成となり、一部の列車が金沢で分割併合のうえ、和倉温泉まで乗り入れを開始しました。
これに合わせて、大阪方の3号車には改造先頭車クモハ485-200形が組み込まれ、その切妻形の特異なスタイルは、併結相手である481-200形の貫通路使用とともに話題を呼びました。
デビュー以来好評を博し続けた「スーパー雷鳥」は、2001(平成13)年のダイヤ改正で681系「サンダーバード」にその任を譲るまでの間、北陸本線の看板列車として活躍しました。