マイクロエース 【A3471】 2000系・南風 8両セット

0

1989(平成元)年、JR四国ではTSE 「Trans Shikoku Exprimental(四国横断実験)」と呼ばれる試作車両を製造しました。
世界初の制御付振り子を搭載したディーゼルカーとなりました。
この試作車の結果を基に、翌年から量産が開始されたのが2000系気動車です。
TSE同様の軽量ステンレス製車体が採用され、前面にはFRPによって丸みがつけられました。
流線型の非貫通型と切妻の貫通型2種類の先頭車が用意され、旅客需要に応じてきめ細かな増解結を可能としています。
車体外板にはJR四国のコーポレートカラーである水色の帯が巻かれ、前面ライト周辺には遠方からの視認性向上のため、警戒色となるイエローが塗られてアクセントになっています。
1995(平成7)年からは最高速度を130km/hに向上させた「N2000系」が登場しました。
N2000系 は2000系をベースに、機関出力向上、台車変更、基礎ブレーキ変更などの改良が行われています。当初 N2000系は2両が製造され、従来の2000系に準じた水色の帯で登場しました。
前面貫通扉と側面客用扉が識別のために赤く塗装されていたのが特徴です。
1995(平成7)年の夏季臨時ダイヤでは高松運転所の2424が高知運転所に貸し出され、2458とともに活躍する姿が短期間見られました。

Default