TOMIX【98494】国鉄 キハ58系 急行ディーゼルカー (奥久慈) セット

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キハ58系は1961年に登場した急行形ディーゼルカーで、北海道向けや碓氷峠向けなどグループとして総数1800両以上が製造され、時期によって細かい仕様変更が行われました。
キハ58-400・キハ28-300形は長大編成用に制御回路などが改良されたグループで、キハ28形は冷房改造で2000プラスされ2300番代となりました。
1エンジン車のキハ28形は冷房改造されると通常他車にも給電可能な発電装置が併設されますが、キハ28形の比率が多い千葉や水戸所属車にはクーラーのみ搭載の車両が存在しました。
常磐線の急行「ときわ」には、非電化の水郡線乗入れ急行の「奥久慈」を併結する関係で一部キハ58系による列車が存在し、上野~水戸間では10両以上の堂々たる長大編成で、首都圏で最後まで残ったディーゼル急行として活躍しました。
常磐線を走行するため、キハ58・28形の屋根上には常磐無線アンテナが設置され、それに伴いクーラー配置も一部不均等になっていました。
「ときわ」で運用されたキロ28形は、キハ80系初期車が履いていた空気バネのDT27形台車に交換されていました。

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