Star Jets 【1/500】サウジアラビア航空 L-1011

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サウジアラビア航空
L-1011
レジHZ-AHA

ロッキード L-1011 トライスター は、ロッキード社(現・ロッキード・マーティン社)が開発・ワイドボディ3発ジェット旅客機。
形式の1011はテンイレブンと読み、トライスター という愛称はロッキード社が公式に名づけたもので、これは、エンジン3基をオリオン座の「三ツ星」になぞらえていることからである。
1960年代、ターボプロップ(プロペラ機)機であるロッキードコンステレーションや、エレクトラでヒットを飛ばしていたロッキード社は、ライバルメーカーのボーイング社やダグラス社がジェット機開発に力を注いでいく中、まだターボプロップビジネスに力を入れ、すでにジェット開発に遅れをとっており、こうして飛行機がターボプロップからジェット化してゆく中でロッキードの旅客機の売れ行きは急激に落下していった。
このような事情からトライスターは同社が起死回生を狙って投入した機体である。
発表時の発注数は順調で、上手く軌道に乗ったものの、いざ蓋を開けてみればエンジンの開発遅延や生産の不良などで早くも販売不振となってしまった。
この機体以降、ロッキードは旅客機を開発しておらず、これは元々軍用機の開発が主であるロッキードにとって旅客機部門は苦手だったのかもしれない。
モデルはジェミニの1/500ブランドスタージェッツよりクラシックライブラリーシリーズ(ヘルパで言えばイエスタデイシリーズの位置付け)という過去の名機をチョイスしたシリーズで発売されたサウジアラビア航空のトライスター(HZ-AHA)。実機は同社のトライスター初号機であり、1990年台初頭まで活躍していたらしい。
さて、サウジのトライスターといえばヘルパ製品ではかなり初期の製品であり、ロット数の少なさから同じサウジの747と共に幻の製品として知られ高値で取引されていた事があるが、こちらのスタージェッツより完成品が発売されて手に取りやすくなった。
タンポ印刷よし!ギアのデティールよし!そしてなによりポリッシュスキンの表現があり、これがオーナー好みに仕上がっている!
もうずっと追いかけてるヘルパの製品は見逃していいんじゃない・・・(ハッ!それはコレクターとしてイカンイカン)。

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    ちゃぽん

    2023/03/09 - 編集済み

    同じスケール·同じ機種でもメーカーさんによって、解釈や処理がかなり異なり、その差を手に取って比較してするのも楽しいですよね(⁠^⁠^⁠)/
    でも気が付くと、メーカー違いの同じモノがいっぱい増えてる〜(笑)

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      Railwayfan

      2023/03/09

      コメントありがとうございます。
      本当におっしゃる通りです(^^)
      全日空でも全日空商事をはじめPHOENIX、それからインフライト500にアットモデルといいメーカーによってクオリティにそれぞれの個性が出てるんですよね(日本未発売の版権モデルなんかは窓の印刷が潰れたりしてることも・・・それもご愛嬌ということで(笑))。
      所有している飛行機で同じ機体だとメーカー違いでレジが重複するなんてことも当たり前になってきますよね\(^^)/
      しかし、ヘルパ製のサウジのトライスター。生きてるうちに手にとってみたいなあ・・・。

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