- ashr-yam Museum
- 5F 名画のゆくえ
- 飯田美穂「imaginary image(クリムト)」
飯田美穂「imaginary image(クリムト)」
一目見て豊田市美術館が所蔵するクリムトの「オイゲニア・プリマフェージの肖像」がモチーフだと分かるのだけれど、顔が「∵」になっている。背景も筆致には勢いがあり、全体として解像度が低くなったような印象を受ける。けれど、どこか引き込まれるものがあるから面白い。
フェアの会場にはたくさん作品が並んでいてなかなか選べず、作家が気に入っていると話した作品をいただくことにした。翌日また会場にお邪魔したら赤丸がたくさんついていて盛況だったのには驚いた。そして翌年だったか、作家が参加した京都のフェアの入場券にこの作品の画像が印刷されていて、それは驚いたけれどもうれしかった。