JANIS JOPLIN Golden GrandPrix30

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前回まではジミ・ヘンドリクスのアルバムの紹介をしました。
今回からは、ジャニス・ジョップリンですです。
彼女も1960年代を代表するロックスターです。
ジャニスは1970年に27歳の若さで亡くなっています。
死因は薬物の過剰摂取といわれています。
ジミは新しい音楽を追求するあまり、薬物の依存症になったようです。
ジャニスの場合はコンプレックス、心理的な要素が強かったように思います。
大学の時にブスコンテスト(これは差別用語です)で優勝したことが失意の原因となり、大学をやめ住んでいた街を去ったと記録に残っています。
1960年代のテキサスの田舎町のことですからすぐに街中の噂となり奇異な目で見られたりいじめにあったりしたことは想像に難くありません。ジャニスは街を去りました。
昨今はSNSなどを使った誹謗中傷やいじめが大きな問題となっています。
この事はとても大きな問題であり、人間の精神や肉体迄も壊してしまう原因となっています。
人間として絶対にやってはならないことです。
ジャニスにとって、この精神的な苦痛は、一方ではドラッグに向かい、もう一方ではその莫大な怒りや感情の爆発として、ジャニスの音楽にも明確に反映されていると思います。
彼女の心の底からというか子宮の底からの叫びのような歌が私は好きでたまりません。
大好きなシンガーの一人です。

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