- Yoghurt Yard Vehicle Center Museum
- 2F 在来線電車・気動車 留置線
- E001形 TRAIN SUITE 四季島
E001形 TRAIN SUITE 四季島
2017年(平成29年)より運行開始した、クルーズトレイン。
上野駅を起点・終点として、「深遊探訪」をコンセプトに
北海道、東日本地区を巡る団体専用列車。
客室のグレードによって旅費の金額に違いはあるが、
どれも豪華絢爛である事に変わりはなく、
金額もなかなか凄まじいものとなっているが、
旅行コースへの申し込み数も多く抽選式と、
高い倍率が続いている。
非電化区間を走行する為、
両先頭車両にディーゼル発電機を搭載し、
発電した電力で動力を駆動させる
「ディーゼル・エレクトリック方式気動車」機能を持つ
「EDC」方式を採用。
他にも、直流/交流区間に対応した交直流電車で、
北海道新幹線が通る青函トンネルも自走可能。
保安装置さえどうにかすれば、西日本以南も走行出来る(ハズ)
北海道新幹線開業に伴い、青函トンネル内の電圧が
新幹線用に昇圧された為、かつて運行されていた
寝台特急カシオペアが入線出来なくなった為、
2024年現在、一般客が乗車出来る在来線電車で
唯一青函トンネルを通過出来る車両になっている。
しかし、重量のあるディーゼル発電機を搭載している為、
1号車は64.1t、10号車は63.9tと、とにかく重たい。
1編成での総重量は、2階建新幹線車両の
E4系Max(428t)を超える、まさかの537t。
あまりの重量で、軌道への負荷も凄まじいので、
入線不可となる路線もあるほど。
プログレッシブグレード仕様として、
・特殊塗装(UV加工)
・内装の塗装、印刷仕上げ
・パンタグラフ集電シュー塗装
・純正室内灯、かつ専用設計のプリズム組込
・照度が異なる前照灯を再現。
・通電TNカプラー標準装備
が標準装備となっている。
通常品の他に、限定版仕様として10両フル編成がリリース。
限定品なだけに、外箱がとにかくデカい。通称、重箱セット。
当初は、四季島の存在は知らなかったが、実車が偶然通りかかった時に見てから
密かに気になっていた車両。
某店舗に在籍しているのを偶然見かけて、一度はスルーしたが、
どうしても諦めきれずに次の日に再度訪問して、そのまま入線。
入線後は、次第に愛着が湧くようになり、気がつけば当センター所属の
在来線車両で随一の花形車両となった。
日中での走行は勿論、夜間走行でも圧倒的存在感を放つオーラは、
まさに実車さながらと言ったところか。
車体構造が、他の車両と比べて特殊な為、
分解メンテナンスには細心の注意を払う必要有。
というよりも、そもそも取扱説明書が付属していない為、
分解手順も不明な為、おいそれと分解出来ないのが悩みのタネ。
どうにかして、取扱説明書だけでも確保したいと奮闘しているが、
なかなか資料が集まらずに悪戦苦闘中…。
残念ながら、車両が車両なので
管理人が乗車出来る機会は無いと思うが、
何気にお気に入りの車両。
備考:純正LED電球色室内灯組込、墨入れ加工