123系5140番台 W5編成

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身延線の富士駅~西富士宮駅間、鰍沢口駅~甲府駅間の
区間輸送を目的として、1987年(昭和62年)1月に
飯田線で使用されていた郵便荷物合造車「クモユニ147形」を改造し、
123系40番台として5両が投入された。

当編成は、付番の関係で編成番号が「クモハ123-45」と、
連番になるという珍しい車両だった。

なお、1989年(昭和64年・平成元年)に冷房装置の搭載工事を
行い、新たに5040番台「クモハ123-5045」に改番となり、
連番の編成番号は消滅した。

更に、翌年の1990年(平成2年)に、W5編成「クモハ123-5045」のみ
ワンマン化改造に伴う前面扉が設置され、
番台に100を追加した「5140番台」となり、
「クモハ123-5145」に再改番が実施された。

2007年(平成19年)3月16日のダイヤ改正で、
313系に置き換えられる形で運用離脱し、同年6月までに廃車となった。

当センターに所属している123系5140番台 W5編成の推移は、
以下の通りとなっている。
「モハ101-132」→「クモユニ147-5」→「クモハ123-45」→「クモハ123-5045」→「クモハ123-5145」

2023年(令和5年)10月に販売された、
「鉄道コレクション エキナカオリジナル第2弾 JR旅客6社コラボver.」の
ラインナップとしてリリース。

基本、当センターでは編成番号が重複する車両は入線しない方針だが、
本編成は例外的に入線となった。

既に、123系40番台 W5編成「クモハ123-45」が入線しているが、
本編成は1990年(平成2年)以降の姿となる。

見た目こそはおおよそ似ている123系ではあるが、
編成によっては至るところで独特な個性を放っており、
思い返せば多様な車両が走っていた、
カオスな路線でもあった。

備考:N化(無動力)、墨入れ加工、付属シール貼り付け
・TOMIX
 ・PS23 パンタグラフに換装
 ・JC25 密連形TNカプラー(グレー・電連付・207系用)取付 ※一部加工

準備中:前面編成札

[未定]
・前照灯・尾灯点灯化

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