ナガミヒナゲシ

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ルーマニア 1975年

Wikipediaより引用
学名:Papaver dubium L.
ケシ科の一年草または越年生植物。地中海沿岸の原産でヨーロッパ、北アフリカ、西アジア、オセアニア、南北アメリカ、日本に分布する。
紅色、もしくは肉色と評されるオレンジ色の花を付ける。花弁は基本的に4枚だが、多少の変動がある。開花時期は4-5月。
高さは15cmくらいから最大60cmぐらいにまで生長する。茎には硬い剛毛が生えている。葉は細かく切れ込む。果実は細長く、和名の長実雛芥子はここから付けられた。果実の中には文字通り芥子粒の大きさの種が入っている。果実が熟して乾くと柱頭との間に7-9箇所の隙間ができ、長い茎が風に揺れることでこの射出部から種を地面に落とす。
茎を切ると黄色または乳白色の乳液が出てくる。根と葉からは周辺の植物の生育を強く阻害する成分を含んだ物質が生み出される。

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