メガネヤマネ

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ルーマニア 1993年

Wikipediaより引用
学名:Eliomys quercinus
齧歯目ヤマネ科の哺乳類。
灰色または茶色で、裏側は白っぽい。黒い目のマークと大きな耳がある。毛は短く、尾の先には白い房がある。体長は10〜15cmで、尾は8〜14.5cm。体重は60~140g。
森林が主な生息地だが、果樹栽培地にも生息することがある。特に南ヨーロッパに多いが、北欧にも分布している。アルプス山脈、バイエルンの森、オレ山地などでよく見られる。
主に夜行性で、昼間は木の上の球状の巣で寝ている。夜間は食べ物を探し、主にバッタやカブトムシなどの大型昆虫やカタツムリ、卵、小ネズミ、クモ、そしてドングリやハチの実などのベリー類や果実、木の実などを食べる。雑食性ではあるが、ヤマネの食事は植物性よりも動物性タンパク質がやや多い。
交尾は4月から6月にかけて行われる。この間、メスは大きな声で鳴き、交尾の意思を示す。23日間の妊娠期間を経て、通常3〜7匹の子供が生まれる。出生時は盲目で裸だが、18日ほどで開眼し、生後1カ月まで授乳される。生後2カ月で自立するが、性的に成熟するのは翌年である。寿命は5年程度。
繁殖期になると、不運なライバルを食べてしまうことがある。また、冬眠から覚めた頃に共食いをすることもある。

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