- THOMAS POSTAGE STAMPS Museum
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- Tamayo, Arnaldo (アルナルド・タマヨ)
Tamayo, Arnaldo (アルナルド・タマヨ)
キューバ 1980年
アルナルド・タマヨ・メンデス(Arnaldo Tamayo Méndez、1942年1月29日生まれ)は、キューバの軍人、政治家、そして元宇宙飛行士であり、アフリカ系として初めて宇宙に到達した人物です。キューバのグアンタナモで生まれ、幼少期に孤児となり、幼い頃から靴磨きや野菜売りとして働きました。1959年のキューバ革命後、彼はキューバ空軍に入隊し、ソビエト連邦でMiG-15の訓練を受け、1962年のキューバ危機の際には偵察任務に従事しました。
1978年、タマヨ・メンデスはソ連のインターコスモス計画の一環として宇宙飛行士に選ばれ、約2年半の訓練を経て、1980年9月18日にソユーズ38号でユーリ・ロマネンコと共に宇宙へ飛び立ちました。この8日間のミッションでは、サリュート6号宇宙ステーションとドッキングし、科学実験や研究を行いました。彼の宇宙飛行は、キューバ、ラテンアメリカ、そしてアフリカ系の人々にとって歴史的な偉業となりました。
帰還後、タマヨ・メンデスはキューバ共和国英雄の称号を授与され、ソ連からはレーニン勲章とソ連邦英雄の称号を受けました。その後、キューバ空軍で准将に昇進し、国際関係部門の責任者や民間防衛組織の指導者として活躍しました。また、1980年からはキューバの立法府である人民権力全国会議の議員も務めています。