クジャクチョウ

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キューバ 2003年

学名:Aglais io
タテハチョウ科のチョウ。
翅の表側は鮮やかな赤褐色の地に、大きな青紫色の目玉模様が前翅と後翅に一対ずつあり、裏側は暗褐色で、木の樹皮に似た模様を持つ。
ヨーロッパ全域からアジアの一部まで広く分布し、日本では滋賀県以北の本州中部から東北地方、北海道にかけて生息。主に高山帯で見られる。
幼虫はクワ科、イラクサ科、ニレ科の植物を食草とする。成虫は4月から9月にかけて2回発生し、冬は成虫のまま越冬する。
日本に生息する個体は、亜種 Aglais io geisha とされ、その亜種名「geisha」は、鮮やかな翅の模様が着飾った芸者に例えられたことに由来する。
日本では、神奈川県でレッドリストの危急種(絶滅危惧II類・VU)に指定されている。

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