ヨザキスイレン
アフガニスタン 1997年
Wikipediaより引用
スイレン科スイレン属に属する多年生の水草。
葉の葉身は革質、円形から楕円形、10–32×11–28cm、葉縁に波状から歯状の鋸歯があり、基部は切れ込み、わずかに楯状。葉の表面は緑色だがときに赤色を帯び、裏面は紫緑色からブロンズ色で葉脈がはっきりと見える。
地下茎から生じた花柄は、水面を突き抜けて直径10–18cmの白い花を単生する。
エジプトから南アフリカまでのアフリカ大陸およびマダガスカル島に分布し、ルーマニア北西部の温泉にも隔離分布する。またアジアやオーストラリア、アメリカ大陸の熱帯域から亜熱帯域に帰化していることがある。
花はふつう夜に開花し、翌日の午前中に閉じることを4–5日繰り返し、強い果実臭を放つ。花は夜間前半に発熱し、外気温より5–7℃高くなる。