シチメンチョウ
ブルガリア 1991年
Wikipediaより引用
学名:Meleagris gallopavo
キジ科シチメンチョウ属に属する鳥類。
キジ目の最大種で全長122cm、体重は9kgに及ぶ。メスはオスのおよそ半分の全長60cm程度である。胴は構造色による光沢がある黒い羽毛で覆われていて、メスよりオスの方が光沢が強い。また、オスの胸部から平均230mmの毛の房が出ているが、メスの10-20%にも短いが毛の房がある場合がある。
頭部や頸部には羽毛がなく赤い皮膚が露出し、発達した肉垂がある。繁殖期になるとオスの皮膚は色が鮮やかになり、胸部が隆起する。和名の七面鳥の由来は頭部の首のところに裸出した皮膚が、興奮すると赤、青、紫などに変化するため、七つの顔(面)を持つ様に見えることに由来する。体温は40℃で、32km/hで走る。
アメリカ合衆国、カナダ南部ならびにメキシコに分布し、開けた落葉樹と針葉樹の混合林に生息する。食性は植物食傾向の強い雑食で果実、種子、昆虫類、両生類、爬虫類等を食べる。
食用としてアメリカ、ヨーロッパで多数飼育されている。