BANKSY

BANKSY

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BANKSYは、シルクスクリーン作品よりも
ステンシルをあててスプレーする技法のストリートアート
が真骨頂だと思ってます。
 世界中に神出鬼没しストリートにドロップするアートが有名ですが、周りの風景を借景として「絵」を仕上げるので、絵の部分だけを取り外してしまうと意図がわからなくなってしまうことが多い。
描かれた場所に作品が存在することに意味があり、第三者がそれを切り取り所有者として名乗り、価値を見出そうとするのはBANKSYアートの破壊者だと思う。
ストリートアートはストリートで生きているからだ。
また自分の作品が商業的に莫大な金額で取引きされる現状にBANKSYは異を唱え、2015年に行ったDismalandというイベントに於いて会場内で見つけたら持って帰っていいとするダンボールにアートを施した物や、ゲリラ的にお土産品として販売したキャンバスにアートを施した物をお手軽価格にて販売しました。
ただし、これらの作品は誰でも所有して楽しむ物であり、真贋を証明する書類は付けてない為、いわゆるアートビジネス界では扱われない模写としての取り扱いとなっています。
しかしBANKSY自身が一枚ずつ仕上げているとしたら、1000万円前後するシルクスクリーンなんかよりもよっぽど価値あると個人的には思います。
とは言え、現代においては例え画商が扱わないとしても個人間で価値を形成される市場とも言えるネットオークションの世界では、やはり少しずつではありますが価値が見出され取引き価格も上昇しています。
将来の価値など気にならないと言えば嘘になりますが、
恐らく10、20年単位で見れば10倍になっていたとしても不思議ではありません。

前置きは長くなりましたが、私自身残念ながらDismalandへは行けませんでしたがネットオークションを通じて入手したBANKSY作品をこちらで皆さんにご覧頂きたく思います。

Dismalandの物である真贋、そしてDismalandの物がBANKSY自身による手作業なのか?は分かりませんが
いちファンとして、展覧会で見た額装された本物以上の
パワーを感じてます。

ご意見、ご感想お待ちしております。

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