「鉄道模型のためのシェルフ (棚) 式レイアウト SHELF LAYOUT for Model Railroads」(Model Railroaders社/Iain RICE著)

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シェルフ・レイアウト、つまり「棚」形式の鉄道模型レイアウトですが、日本だと「鴨居鉄道」とも呼ばれます。

日本では住宅事情から、床を占有する形のレイアウトが作りにくいために、見上げる位置の鴨居部分を周回させて鉄道模型を走らせるやり方もありますが(あまり一般的ではありませんが)、広い家の米国では高さは腰の高さや目線の高さで、広い部屋をぐるっと棚状に周回するような形式でレイアウトを設置することが多いようです。それがこの「シェルフ式レイアウト」なのです。

また、設置面積を有効に活用するため、棚を2段にして、上段の鉄道と下段の鉄道をそれぞれ重ねて作り、2倍楽しむやり方もあるそうです。(どこかでその上下を坂道線路でつないで…)

広い家で鉄道模型に十分な床面積を割くことのできる米国はうらやましいですね。

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