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オートザムAZ-1
マツダが嘗て生産していた軽規格の2シータースポーツクーペ、オートザムAZ-1です。
1989年の第28回東京モーターショーにて参考出品されていた「AZ550スポーツ」の市販版とも言えるAZ-1は1992年10月に発売されました。エンジンはスズキ製ながら、マツダが単独で開発したモデルとなっています(スズキにはキャラとしてOEM供給される)。世界最小のスーパーカーと呼ばれ、日本車では2車種しか採用例の無いガルウィングドアや外装にFRPを多用した軽量ボディが大きな特徴です。外観のみならず走行性能も本格的なスポーツカーそのもので、機敏な操作性と軽量ボディとの組み合わせにより、究極のハンドリングマシーンと銘打たれました。尚、平成初期の同時期に販売されていたホンダ・ビート、スズキ・カプチーノと共に「平成ABCトリオ」とも呼ばれています。
ガチャミニカーでも今回登場したAZ-1ですが、実車がかなり低全高だった故平べったい印象です。ノーマルバージョンで鮮やかなサイベリアブルーのカラーリングを纏い、派手さは無いものの目を引くスタイリングになっています。ボンネット先端にオートザムのエンブレムが再現されている点も印象的です。タイヤはユーザー取り付け式故に回転はしませんが、ホイールもリアルに再現されています。尚、ガルウィングドアの開バージョンと閉バージョンがそれぞれ再現出来るようになっており、正にAZ-1のミニカーならではの仕掛けと言えます。