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日産フーガ
日産の高級セダン、フーガの2代目モデルです。
フーガは元々日産の伝統ある高級セダンであったセドリック/グロリアの後継モデルとして2004年11月に登場しましたが、2009年11月にフルモデルチェンジされ2代目へ移行しました。スタイリングは初代と大幅に異なっており、曲線を多用した抑揚の強いものとなりました。エンジンについては当初2.5ℓ及び3.7ℓのガソリンの2本立てですが、後に3.5ℓエンジンを搭載するハイブリッドモデルが追加されました。尚、一時期三菱自動車にもガソリン車のみ「プラウディア」の名でOEM供給されていました。
シーマと共に日産のフラッグシップとして君臨していたフーガでしたが、折からのセダン退潮の流れもあり2022年8月にシーマ及びスカイライン(ハイブリッド)と共に生産終了となりました。これにより、長年続いたセドリック/グロリアの系譜が途絶え、日産は最高級クラスのセダンから撤退となりました。
トミカでは実車の抑揚あるスタイリングを忠実に再現しており、フラッグシップセダンらしい佇まいが感じられます。ボディカラーも高級セダンならではの落ち着きがあり好印象です。また、このトミカではほとんど前例の無いトランク開閉アクションが備わっているのが大きな特徴です。その点でも非常に貴重なトミカであると感じられます。