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ナワナガル藩王国 1コリ銀貨
発行国:ナワナガル藩王国(インド) 材質:シルバー 品位:? 発行年:1540~1948年 発行枚数:? 鑑定会社:未鑑定 グレード:G~VG相当 解説ブログ:https://rangalhu-coin.hatenablog.jp/entry/2024/12/25/212431 このコインは、表面にはヒジュラ暦の年号で978、デーヴァナーガリー文字でスリ・ジャムジと刻まれています。ヒジュラ暦978年はナワナガル王国が誕生した年で、スリ・ジャムジは支配者の称号です。978年はコインの発行年ではありません。裏面には中央やや右下にカタール(短剣)の絵が描かれています。それ以外の部分については、よく分かりませんでした。ナワナガル藩王国は、インド西部に位置しています。このコインは、ナワナガル王国が誕生してから第2次世界大戦後にインドに帰属するまでのおよそ400年に渡って作られ、使われ続けたコインであるようです。 #アンティークコイン
Rangalhu(ランガル)
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イギリス 2シリング銀貨
発行国:イギリス 材質:シルバー 品位:0.5 発行年:1942年 発行枚数:39,895,200枚 鑑定会社:未鑑定 グレード:XF~AU相当 解説ブログ:https://rangalhu-coin.hatenablog.jp/entry/2024/12/21/193039 このコインは、表面にはジョージ6世の肖像が中央に描かれ、周囲にラテン語で「神の恩寵ある全ブリタニアの王ジョージ6世」と刻まれています。裏面にはアザミとシャムロックに挟まれた王冠を被ったチューダー・ローズが中央に描かれ、周囲にラテン語で「信仰の守護者にしてインドの皇帝」と刻まれています。ジョージ6世は、言わずと知れたイギリス国王です。在位は1936年12月11日~1952年2月6日のおよそ15年間でした。また彼は、最後のインド皇帝であり、最初のコモンウェルス首長となった人物です。コモンウェルスとは、イギリスがかつて植民地として支配していた国を指します。以前はイギリス連邦と呼ばれていました。 #アンティークコイン
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バーラクザイ朝 1ルピー銀貨
発行国:バーラクザイ朝(アフガニスタン) 材質:シルバー 品位:? 発行年:1880~1891年 発行枚数:? 鑑定会社:未鑑定 グレード:G~VG相当 解説ブログ:https://rangalhu-coin.hatenablog.jp/entry/2024/12/17/184022 このコインは、表面にはアミール(支配者)のアブドゥッラフマーンの名前と、左下にヒジュラ暦の年号が刻まれていますが、一部見切れていて正確な発行年が不明です。裏面には左上にヒジュラ暦の年号(こちらも判別困難)、「首都のカブールで鋳造された」と刻まれています。このコインは、アフガニスタン首長国のアミール・アル=ムウミニーン(信徒たちの長の意味)であったアブドゥッラフマーン・ハーンの治世において発行されたコインです。アブドゥッラフマーン・ハーンの在位期間は1880~1901年の21年間でした。 #アンティークコイン
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ドイツ領東アフリカ 1ルピー銀貨
発行国:ドイツ領東アフリカ(ブルンジ、ルワンダ、タンザニア) 材質:シルバー 品位:0.917 発行年:1910年 発行枚数:270,000枚 鑑定会社:未鑑定 グレード:XF~AU相当 解説ブログ:https://rangalhu-coin.hatenablog.jp/entry/2024/12/12/200525 このコインは、表面には軍装のヴィルヘルム2世の肖像が描かれ、周囲にラテン語で皇帝ヴィルヘルム2世と刻まれています。裏面には上からラテン語でドイツ領東アフリカ、額面の1ルピー、発行年の1910年が刻まれています。ドイツ領東アフリカとは、アフリカ南西部(下記地図のグリーンの箇所)にあり、現在のブルンジ、ルワンダ、タンザニア辺りの地域を指します。第一次世界大戦の開戦に伴い、アフリカ大陸でも同盟国領と中央同盟綱領の間で戦闘が発生しましたが、ドイツはアフリカ領にさほどの戦力を配置しておらず、東アフリカ以外の地域はさしたる抵抗もできずに制圧されました。しかし、東アフリカだけは異なり、植民地防衛隊を率いたパウル・フォン・レットウ=フォルベックは果敢に抵抗を試み、連合国から「アフリカのライオン」と呼ばれ恐れられました。 #アンティークコイン
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英領インド マドラス管区 20キャッシュ銅貨
発行国:英領インド(インド) 材質:カッパー 品位:? 発行年:1803年 発行枚数:? 鑑定会社:未鑑定 グレード:FR~AG相当 解説ブログ:https://rangalhu-coin.hatenablog.jp/entry/2024/12/07/204128 このコインは、表面にはイギリス東インド会社の紋章が描かれ、その周囲に「東インド会社」と年号の1803年が刻まれています。裏面には上部にアラビア語で額面(20キャッシュが4ファルスに相当する)、下部には「XX Cash(20キャッシュ)」と刻まれています。マドラス管区とは、イギリス領インド帝国の管区の一つで、インド南東部に位置しています。マドラス管区は、イギリス東インド会社が1639年にマドラスパトナム村を購入し、その1年後にフォート・セント・ジョージ庁を設立したのが始まりとなります。1785年に、インド統治法の一つであるピットのインド法に基づき、マドラス、ボンベイ、ベンガルの3つの管区が設立されました。管区の首長は「総督」と呼ばれ、このコインが発行された1803年にマドラス管区総督を務めたのは初代パウイス伯爵のエドワード・クライブ(8月30日まで)とウィリアム・ベンティンク卿の二人でした。 #アンティークコイン
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トラヴァンコール藩王国 1チャクラム銀貨
発行国:トラヴァンコール藩王国(インド) 材質:シルバー 品位:? 発行年:1860~1880年 発行枚数:? 鑑定会社:未鑑定 グレード:F~XF相当 解説ブログ:https://rangalhu-coin.hatenablog.jp/entry/2024/12/02/194357 このコインは、表面には三日月(ラーシといい、12星座を表します)の上にひし形の図形が描かれ、また2本の曲線と10個の点(ヴィシュヌパダムといい、ヴィシュヌ神の足を表します)が描かれています。裏面には上半分にラーシとその上に12個の点、下半分に花と小枝が描かれています。トラヴァンコールは黒胡椒輸出の主要な地域であったため、花と小枝は胡椒の蔓を表しているという説があります。また、ヒンドゥー教の女神ラクシューミーにちなんだ蓮の花である可能性が高いとも言われています。このコインは、トラヴァンコール藩王国のアイリャム・ティルナル・ラーマ・ヴァルマ(ラーマ・ヴァルマ3世)の治世において発行されたコインです。アイリャム・ティルナル・ラーマ・ヴァルマの在位期間は1860~1880年の20年間でした。 #アンティークコイン
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中華ソビエト共和国 五分銅貨
発行国:中華ソビエト共和国(中国) 材質:カッパー 品位:? 発行年:1932年(リストライク、1960年) 発行枚数:? 鑑定会社:NGC グレード:MS64RB 解説ブログ:https://rangalhu-coin.hatenablog.jp/entry/2024/11/27/194257 このコインは、表面には円の外側に中華蘇維埃(ソビエト)共和國と毎弍拾枚當國幣壹圓の文字が刻まれ、円の内側には地図とその内側にハンマーと鎌が描かれています。裏面には額面の五分、その周囲に花輪と星が描かれています。中華ソビエト共和国は、1931年11月7日に中国全土の共産主義勢力を結集し、江西省瑞金で設立された中華ソビエト共和国臨時政府が起源となります。中華ソビエト共和国は、1931年から1937年のわずか約6年間存在した国家でした。博古は最高指導者の中国共産党総書記に、毛沢東は中央執行委員会主席および人民委員会主席に就任しました。 #アンティークコイン
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プドゥコーッタイ藩王国 1Amman kasu銅貨
発行国:プドゥコーッタイ藩王国(インド) 材質:カッパー 品位:? 発行年:1889~1934年 発行枚数:5,000,000 鑑定会社:未鑑定 グレード:F~XF相当 解説ブログ:https://rangalhu-coin.hatenablog.jp/entry/2024/11/23/175050 このコインは、表面には姿勢をとって座る女神ブリハダンバール(プドゥコーッタイを守護する女神のこと?)が描かれています。裏面にはテルグ文字で勝利を意味する碑文が刻まれています。このコインは、プドゥコーッタイ藩王国のマルタンダ・バイラヴァ・トンダイマンの治世において発行されたコインです。マルタンダ・バイラヴァ・トンダイマンの在位期間は1886~1928年の32年間でした。 #アンティークコイン
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ラトビア第一共和国 1ラッツ銀貨
発行国:ラトビア第一共和国(ラトビア) 材質:シルバー 品位:0.835 発行年:1924年 発行枚数:10,000,000 鑑定会社:未鑑定 グレード:XF相当 解説ブログ:https://rangalhu-coin.hatenablog.jp/entry/2024/11/18/201548 このコインは、表面には中央にラトビアの国章(大紋章)が描かれ、ラテン語でラトビア共和国と刻まれています。裏面には額面の1ラッツ、発行年の西暦1924年が刻まれています。ラトビアは、18世紀からロシアの支配下にありました。ロシア皇帝アレクサンドル3世の治世の1881年頃から厳しいロシア化政策が進められていましたが、20世紀に入ると次第に独立の機運が高まっていきました。1917年のロシア革命で、レーニンの提案に基づいて採択された布告において民族自決の原則が打ち出されたことによって、ラトビア、リトアニア、エストニアのバルト三国の独立が実現、ラトビアは1918年に第一共和国として独立を宣言しました。 #アンティークコイン
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リトアニア共和国 5リタイ銀貨
発行国:リトアニア共和国 材質:シルバー 品位:0.75 発行年:1936年 発行枚数:2,612,000 鑑定会社:未鑑定 グレード:F~XF相当 解説ブログ:https://rangalhu-coin.hatenablog.jp/entry/2024/11/13/211216 のコインは、表面にはリトアニアの国章である右手で剣を振り上げた騎士が中央に描かれ、その下にラテン語でリトアニア、発行年の西暦1936年が刻まれています。裏面には、ヨナス・バサナヴィチウスの肖像が描かれ、周囲にラテン語でヨナス・バサナヴィチウス、額面の5リタイと刻まれています。ヨナス・バサナヴィチウスは、リトアニア民族復興の活動家で「国家総主教」という敬称で呼ばれる人物です。 #アンティークコイン
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ラッツェンブルク 1ターラー銀貨
発行国:ラッツェンブルク(ドイツ) 材質:シルバー 品位:? 発行年:1635年 発行枚数:? 鑑定会社:PCGS グレード:MS62 解説ブログ:https://rangalhu-coin.hatenablog.jp/entry/2024/11/08/195443 このターラーは、現ドイツ北部に位置するラッツェンブルクで発行されたものです。ラッツェンブルクは11世紀前半頃にオボトリート族の族長のラティボルという治世者により現在の北ドイツで興され、町の名前は彼のあだ名ラッツェ(Ratse)から来ています。オボトリートとは、主に東欧に居住するスラブ人の中でも西側に位置した『西スラブ人』(現在のポーランド/チェコ/スロバキア人)のいくつかの系統の総称を指します。このコインの紋章の盾の真ん中に位置する城壁のデザインのみがラッツェンブルクのものであり、周りはラウエンブルク公の他の領地や役職にかかわるものとなっています。 #アンティークコイン
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ヴァドーダラー藩王国 1パイサ銅貨
発行国:ヴァドーダラー藩王国(インド) 材質:カッパー 品位:? 発行年:1890年 発行枚数:? 鑑定会社:未鑑定 グレード:VF~XF相当 解説ブログ:https://rangalhu-coin.hatenablog.jp/entry/2024/11/03/193108 このコインは、表面には円の内側にデーヴァナーガリー文字でサルカール(地主、権力者の意味)と刻まれており、その下に蹄とカタール(短剣)の絵が描かれています。円の外側には上半分にシュリ・サーヤージ・ラーオ・M・ガーイクワード、下半分に「ヴァドーダラーの勇敢で優れた剣士」と刻まれています。裏面にはデーヴァナーガリー文字でヴィクラマ暦を表すSamvat、額面の1パイサ、ヴィクラマ暦の年号の1947年が刻まれています。このコインは、ヴァドーダラー藩王国のサヤージー・ラーオ・ガーイクワード3世の治世において発行されたコインです。サヤージー・ラーオ・ガーイクワード3世の在位期間は1875~1939年の64年間でした。 #アンティークコイン
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バハーワルプル藩王国 1パイサ銅貨
発行国:バハーワルプル藩王国(インド) 材質:カッパー 品位:? 発行年:1924~1925年 発行枚数:? 鑑定会社:未鑑定 グレード:VF~XF相当 解説ブログ:https://rangalhu-coin.hatenablog.jp/entry/2024/10/29/183839 このコインは、表面にはアラビア文字でサディク・ムハンマド・ハーン5世の署名が刻まれています。裏面には4つの星と3本の小枝が描かれ、おそらくウルドゥー語でバハーワルプルで鋳造された、といった内容が刻まれているものと思われます。このコインは、バハーワルプル藩王国のサディク・ムハンマド・ハーン5世の治世において発行されたコインです。サディク・ムハンマド・ハーン5世の在位期間は、1907~1955年の48年間でした。 #アンティークコイン
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チベット 1タンカ銀貨 ガンデンタンカ
発行国:チベット(中国、チベット人民機構) 材質:シルバー 品位:? 発行年:1880年 発行枚数:? 鑑定会社:GBCA グレード:AU53 解説ブログ:https://rangalhu-coin.hatenablog.jp/entry/2024/10/24/204442 このコインは、表面には8枚の花弁を持つ蓮と、チベット文字が刻まれた8つの輪(ガンデン宮殿はあらゆる方面で勝利した、といった意味か?)が描かれています。裏面には8枚の花弁を持つ蓮と、それぞれの花弁に仏教の8つの吉祥文様である宝傘、双魚、巻貝、宝瓶、蓮、吉祥結、勝幢、法輪が描かれています。ちなみに、ガンデンとはチベット語で弥勒菩薩の住まう「兜率天(とそつてん)」の事を指します。このコインは、ダライ・ラマ13世がチベット政府(ガンデンポタン)の長であった時期に発行されたコインです。ダライ・ラマ13世の在位期間は、1879~1933年の54年間でした。 #アンティークコイン
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ワイマール共和国 3ライヒスマルク銀貨 ブレーマーハーフェン100周年
発行国:ワイマール共和国(ドイツ) 材質:シルバー 品位:0.5 発行年:1927年 発行枚数:150,000 鑑定会社:NGC グレード:PF67 解説ブログ:https://rangalhu-coin.hatenablog.jp/entry/2024/10/20/171135 このコインは、表面にはワイマール共和国の国章が描かれ、その周囲にラテン語でドイツ皇帝、3ライヒスマルクと刻まれています。裏面には中央にブレーマーハーフェンの紋章と発行年の1927が刻まれ、その周囲にラテン語でブレーマーハーフェン100周年と刻まれています。ブレーマーハーフェンは、ドイツ北西部の北海に面した港湾都市です。ブレーマーハーフェンは、1827年にブレーメン市長のヨハン・シュミットが、かつてスウェーデンによる城塞都市の構築計画があったカールスブルクとその周辺の干潟をハノーヴァー国王から購入し命名したのが始まりとなります。 #アンティークコイン
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