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ブラックオパールの指輪
オーストラリア、ライトニングリッジ産のブラックオパール。最近、オパールというと手頃な値段のエチオピア産がよく売られている。
オパールは水を多く含むため乾燥に弱いとされるが、エチオピア産は水分が多く、オーストラリア産は少ない。オパールがとれる場所のオーストラリアは乾燥しており、その乾燥に耐えたものということで、オーストラリア産はひびわれにくいと言われる。
ブラックオパールは、地色と遊色に差があり、遊色に赤が出るものほど評価が高い。これは小粒で地の色はグレーで薄いが、遊色には赤が見られる。
なお、オパール、特にブラックオパールは偽物が多く注意。プラスチックの真ん中だけオパールのスライスを入れたり、片側にだけ入れたりするトリプレットやダブレットなども流通している。これはそうでないのを確認したうえ、「下に母岩が見られる」本物。
それにしても、オパールは写真に撮りにくい。1〜3枚目は蛍光灯、4枚目は太陽光。