- ofugutan Museum
- 6F 隕石・テクタイト
- ムオニナルスタ隕石
ムオニナルスタ隕石
紀元前約100万年に現在のスウェーデンとフィンランドの国境にある、スカンジナビア北部に落下したとされる。4回も地球の氷河期を経験してるのだとか。
鉄とニッケルを多量に含むオクタヘドライト型隕石(八面体晶隕鉄)においてみられる特有の模様、ウィドマンシュテッテン構造が美しい。
同様の模様ではギベオン隕石が有名だが、偽物が多いので注意。すでにこの模様がある=ギベオンとして流通名になってる状況感がある。
ムオニナルスタ隕石の方がギベオン隕石よりもウィドマンシュテッテン構造が細かい傾向。
総回収量は230Kgで多くないのと、飛散地域が北極圏なので探知が難しく、流通量は少なめらしい。
名前の由来はムオニオ川周辺で見つかったことから。模様を楽しむために写真のようにスライスか、球状に加工して売られている。
#隕石 #天文 #宇宙 #ウィドマンシュテッテン