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明治の舶来もの、真鍮の顕微鏡
脚の部分まで総真鍮づくりの単眼式顕微鏡。東北の明治時代から続く医者の家の蔵から出てきたものとのこと。
医学の研究のために実際に使われていたと思われるが、残念ながらメーカー名がない。日本で顕微鏡が初めてつくられたのは1910年以降なので、それ以前にメインで顕微鏡が輸入されていたドイツ製と推察。
ドイツ製のアンティークの顕微鏡といえばLeiz(ライツ)などが有名。総真鍮の顕微鏡はなかなか見ないので、フランスやイギリスものの可能性もあるが、日本に当時入ってきたとなると、やはりドイツだろうか。
オリジナルの革のケースに入ってるのも珍しい。1890よりもっと古い可能性もある。
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