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- 43F 番外編
- TOKYO OLYMPIC HIGHLIGHT 1964 CALPIS(1)
TOKYO OLYMPIC HIGHLIGHT 1964 CALPIS(1)
TOKYO OLYMPIC HIGHLIGHT 1964 CALPIS
1953(昭和28)年
1939(昭和14)年5月、NHKが日本初のテレビ公開実験を実施した。戦争による中断を経て1948(昭和23)年に戦後初の公開実験を行い、1953年2月1日、いよいよ本放送を開始した。同年、8月には民放の日本テレビ放送網も本放送を開始した。盛り場や駅、公園などには街頭テレビを設置、群衆がプロレスやボクシングなどに熱狂した。
1959(昭和34)年
日本の経済成長と価格の低下でテレビが家庭に急速に普及。放送開始から5年後の1958年には受信契約が100万に達した。そして1959年4月、皇太子ご成婚の直前に200万台を超え、ご成婚の模様はテレビ始まって以来となる最大規模で中継された。ご成婚パレードの模様は推定1500万人が視聴している。
※現在まで続く人気番組『きょうの料理』は1957年から、『おかあさんといっしょ』は1959年から放送が始まった。
1960(昭和35)年
日本はアメリカ、キューバに次いで世界で3番目にカラーテレビの本放送を開始。初期には外国のカラー映画、スポーツ中継、短時間の教養番組が中心で、NHKのカラー番組は1日1時間ほどだった。
※1960年、ドラマ『ママと私たち』が初のカラースタジオ番組としてスタート。10月からカラー本放送となった。
1964(昭和39)年
1964年10月の東京五輪は、8月に打ち上げたばかりの静止衛星シンコム3号を利用して、世界に初めて生中継された。大会では開・閉会式、レスリング、バレーボール、体操、柔道など8競技がカラー放送されたほか、VTR で収録した競技を再生するスローモーションVTR、帽子に装着して口元の声を拾う中継用の接話マイクなど新しいテレビ技術がいっせいに登場。テレビオリンピックといわれた。
※東洋の魔女と呼ばれた日本女子バレーボールチームとソ連チームとの決勝戦は最大視聴率95%とメディア史に残る記録となった。