- Simulation Games and ASL Museum
- 4F 第二次世界大戦
- Escape to Nowhere(CMJ #156)
Escape to Nowhere(CMJ #156)
Escape to Nowhereは、独ソ戦における1943年12月から1944年4月の間のソ連軍の攻勢を扱うシンプルなシステムによるゲーム。いわゆるコルスン包囲戦の前後を扱ったゲームとなります。
ルールはシンプルですが、システムは個性的。将棋のように、互いに1ユニットずつ移動または攻撃のどちらかを行っていきます。これがなかなかに戦局を流動的にしていきます。次の手番で戦闘するために接敵したのに、相手の手番で後退されてしまい攻撃できなくなったり、どの地域を重視するかによって、駆け引きが生じたり、シンプルながらも考えどころが多くなっています。一コマの移動、戦闘行動が重みを持つ好ゲームでした。