Late 1930-Middle 40's Pepsi Cola Bottle

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1930年代後期-40年代中期のペプシコーラボトル、未開栓のコンディションです。

ペプシコーラでは、1930代後半からスワールボトルと呼ばれるロゴが縦に入ったボトルが使われはじめ、第二次世界大戦前後のボトルまでは紙ラベルが使われていました。

1940年代後半まで、ペプシコーラのロゴは”ダブルドットロゴ”と呼ばれ、ややギザギザした文字をベースにPEPSI=COLAとなっていましたが、50年代には文字のギザギザが取れ、シングルドットロゴと呼ばれる仕様になります。(PEPSI −COLA)
ボトルはOWEN ILINOIS社製のボトルで、当然ながらマシンメイドです。

本品の紙ラベルですが、実は私はフェイクだと考えています。
このボトルを入手した当時は現在よりもまだまだビンテージボトルコレクションの知識と経験が足らず、大喜びしていました。しかし、本物の紙ラベルに触れるうちに、徐々に違和感を覚えはじめ、以下のような点から、フェイクラベルと考えるようになりました。

・印刷が鮮やかでない(全体的に輪郭がぼけており、小さい字の判別が困難)
・紙面がツルツルしている、分厚い(馴染みのあるコピー用紙と同じ質感)
・汚れて黄ばんでいるのではなく、汚れたオリジナルの紙ラベルを転写している
(これは極め付けですね)

王冠は当時のものと同一なので、ボトルと中身は古いかもしれませんが、フェイクのペーパーラベルはいただけませんね。結論に至ったときは少しショックでしたが、いい勉強となったおかげで、以後違和感のあるラベルはすぐにわかるようになりました。

目利きになる近道として、”実際にフェイク品を入手して失敗する”というのも大切なのかもしれません(できれば避けて通りたいですが)。いくら本やインターネットで勉強しても、やはり本物の質感や存在感は手に取らないとわかりません。

そういった意味では、私にビンテージボトル(特にラベル)についてよく教えてくれた、先生のようなボトルなので、お気に入りとしてここに殿堂入りです(笑)

【詳細】
仕様:王冠栓タイプ、エンボス、ラベル(フェイク)
カラー:クリヤー
年式:1930年代後期-40年代中期

エンボス
ショルダーサイド:ペプシコーラ(スワール) 
底部:DES PAT. 120,277 44 OI 2B 951G DURAGLAS
サイズ:H 約245mm W 約60mm

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