山上たつひこ祭り 第9弾 【喜劇新思想大系】 5冊

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山上たつひこ なる漫画家は、元々ストーリー系の真面目な漫画を描いていて、途中からギャグ漫画に路線変更した。 楳図かずおも恐怖系や真面目系を描いていて、途中からギャグに変わり、また恐怖系に。

それは良いとして、真面目な漫画愛好家とかは【鬼面帝国】や【】等を推すのだが、『山上たつひこはギャグの巨匠』と認識させた作品といえば、やはりこの【喜劇新思想大系】を推す方も多い。 還暦世代に多いかな。

主人公・坂向春彦はいわゆる何処にでも居るタイプで、特に何の取り得もなく、助平で、悪友やら悪知人やら、安アパートの住人らと小料理屋で酒を呑んではグダグダ言いながら、やたらと何かしらの騒動になる、というパターンの漫画。

共同便所、勝手に他人の部屋に入る、今し方逢ったばかりの他人と行動を共にする… 旧き良き時代の40~50年前の日本の光景である。

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    オマハルゲ

    2021/07/29 - 編集済み

    自分もこの文庫版を買って集めました。しかしその前、文庫になる前の「青林堂」版を偶然手に取ってパラパラめくった事があります。その時はまだ心が汚れていないいたいけな(w)少年だったので挙動不審になり、慌てて本を閉じましたw

    もう40年以上前に読んだきりですが、「お腹を壊したら喰った寿司がそのまま出た」というシーンが凄いインパクトがあって忘れられません。第一話の「ゼンマイ仕掛けのまくわうり」というタイトルも印象に残っていますね。

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