日産チェリーＦ－Ⅱ　　カタログ　その１

誰しも初めての愛車の思い出はセピア色で、楽しかったと思います。　

僕も初めての愛車は【　日産チェリーＦ－Ⅱ　１２００ＧＬ　クーペＤＸ】でした。　　よく旧車マニアや老齢の人に「チェリーの乗っていました」と言うと必ずこの前の型の【チェリーⅩ－１】を連想しやがる（笑）　　Ｆ－Ⅱはアウト・オブ・眼中なのか？（笑）

５１年式で、もうズタボロだった。　この車の故障エピソードを話すと一人の例外も無く皆さん爆笑した。　長くなるのでダイジェストに書くと・・・

★　夜間走行中にヘッドライトが消える事しばしば。

★　ボンネットを開けようとレバーを引っ張るとワイヤーが錆びていて切れた。

★　某商店街を徐行中に知り合いを見かけたのでクラクションを鳴らしたら鳴りっ放しになり、ボンネットを開けて工具でバッテリー端子を外して事無きを得た・・・なってない！（笑）

★　車の時計は常に狂いっ放し。

★　雨の日にステアリング握るとネチャネチャしていた。

★　一度雨の日に駐車場から車を出そうとしたら、助手席辺りからピッチャピッチャと音がして、よく観ると水が３～４ｃｍ溜まっていて、積んでいたタオルに染み込ませては外で雑巾絞り。

★　フェンダーミラーはよく人が当たるのか明後日の方向を向き、しょっちゅう乗り降りして角度調整。

★　ワイパーの根元のボルトがよく緩み、雨の降りだしてスイッチＯＮしたら音だけで動かねーんでやんの。

★　ガソリンスタンドで給油して支払いしようと後部座席のバッグを取ろうと体重がかかった際、シートがガチャガチャ！と倒れて店員に思いっきり見られてしまった。

★　標準装備のラジオ（ＡＭ）しかなく、後部の両壁サイドにはスピーカーを力づくでもぎとったような星型の穴が。　　持っていたウォークマンみたいなのを取り外せる様なホルダーを自作し（寮の部屋ではそれで音楽を聴く）、スピーカーはそれ専用の小さいスピーカーを自作ボードの上に設置。　トンネル入ると騒音で音楽は聴こえやしないという。

★　１８歳で友達と県外の鍾乳洞へドライブし、帰りに駐車場から車を出そうとバックギアに入れようとしたら・・・バキッ！とシフトが折れ、かろうじて半分程になったシフトレバーで運転したという（笑）　根元で折れていたら・・・その場に棄てていたな（爆）

★　一度冬の田舎の農免道を夕方（もう暗い）走行中、ガシャッ！とう異音がし、左のミラーを見ると火花が。　慌てて停車させて懐中電灯で照らしてみると・・・マフラーが腐食して折れ、皮１枚で繋がっていた。　仕方ないので暗い農免道を（どこかに針金ないかな～）と懐中電灯で照らしながら探すと、何かの選挙ポスターの掲示板を設置するのに使っていた針金を発見。　ペンチで伸ばして切断。　しばし拝借・・・返してないが（笑）　マフラーが冷えるの待ってボディー底から針金で吊るして走行。　改造車みたいな音だしていたな（爆）修理費１２０００円。よく覚えている。

まだあるけどこの辺で勘弁しといたる（爆）（＾○＾）

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