大日本帝国陸軍の戦闘機 二式戦闘機(にしきせんとうき)II型丙、明野陸軍飛行学校 キ番号(試作名称)キ44愛称は鍾馗(しょうき)

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開発・製造は中島飛行機。制式名称は単に「二式戦闘機」
従来の陸海軍戦闘機とは異なり旋回性能よりも速度を優先させており、優れた上昇力、加速力、急降下性能をも備えた新時代の優秀機であったが、反面、(日本の戦闘機としては)旋回性能と航続距離には劣り、翼面荷重が大きい。これらは欧米の戦闘機と比べると標準的な値であったが、格闘戦に秀でて操縦も容易な従来機に慣れていた操縦者には、離着陸の難しさ、航続距離の不足などを理由に嫌われる傾向にあった。
米海軍航空情報部)では三式戦・四式戦・雷電二一型・紫電一一型を調査し迎撃戦闘機(インターセプター)として最高の評価を冠している。

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