アリス物語
なぜか小さい頃から「不思議の国のアリス」が好きだ。 不思議「の」なのか不思議「な」なのかいつも間違えてしまうけど。 1927年(昭和2年)11月には菊池寛と芥川龍之介の共訳による『不思議の国のアリス』の訳『アリス物語』が刊行されている[99]。これは芥川の死去の年に出ており、同年7月に自殺した芥川のあとを継いで菊池が完成させて出版したものである[100]。(wikipedia『不思議の国のアリス』より引用) 芥川龍之介も好きな私はこの小学生全集の「アリス物語」を手に取った時、おおおっとなった。 芥川の作品は「蜘蛛の糸」「杜子春」「地獄変」と子ども向けに書かれた作品の中にも、人間の業や、善悪、そして無慈悲とも思われるような結末がある。 この「アリス物語」は翻訳だったからかもしれないけれど、芥川の持つ独特の「哀しみ」は感じられなかった。 小学生全集の展示が済んだら、次は芥川龍之介の本について展示してみようと思っている。 #小学生全集 #芥川龍之介 #アリス物語 #菊池寛 #思い出