ミナルディ•フォンドメタル M02

0

南米系のスポンサーのバックアップでF1デビューしたマッツァカーネ。予選ではジェネに3勝14敗だったが17戦中12戦で完走し、シーズンのラップ数では3番目の多さで安定はしていた。M02はグスタフ・ブルナーの設計で実は隠れた佳作マシンだった。エンジンは3年落ちのフォードを自社メンテをしていて、トップチームより100馬力以上低いが、インディアナポリスではマクラーレンですら抜くのに手こずった。形はトレンドを意識していたが、中身もF1で初めてチタンキャスティングのギアボックスの導入や、リアサスの水平トーションバーの採用などエンジンがどうにかなっていたならなかなかの結果を出せたとの声も聞かれた。

Default