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- 【1988/09/03】第18回万国家禽会議記念郵便切手
【1988/09/03】第18回万国家禽会議記念郵便切手
第18回万国家禽会議を記念して、昭和63年9月3日(土)に60円郵便切手を発行しました。
家禽とは、鶏、アヒルなど、特に肉や卵をとることを目的に飼い養われる鳥の総称です。
万国家禽会議は、万国家禽学会が3~4年ごとに開催する国際会議で、家禽の生産性向上について総合的討議を行い、家禽産業の将来の発展の方向性を求めるものです。学術研究発表とともに家禽産業に関する展示会を開催することが、この会議の特色です。
第1回がオランダで開催されて以来、世界の各地域で順次開催されてきましたが、18回を迎える今回はアジアでは初めて開催されるものであり、メインテーマを”高度先端技術にもとづく効率的家禽生産”とし、9月4日(日)から9日(金)までの6日間、名古屋市の愛知県勤労会館、名古屋市中小企業振興会館(吹上ホール)で開催されます。
今回の主催は日本家禽学会、鶏病研究会、㈳日本養鶏協会、㈳日本畜産学会で、参加国は約60ヵ国で、参加者は国内、国外を合わせて約6,500人です。
意匠は、タマゴを表す円の中に、にわとり(名古屋種)を描いています。名古屋種は、卵肉兼用の品種として改良されたにわとりです。明治維新の頃、名古屋で、中国北部原産のパフコーチンと「日本」と称する地鶏とを交配して作り出されたので、名古屋コーチンと呼ばれました。その後、さらに改良がくわえられ、卵肉兼用種として確立されたので、名古屋種と呼ばれるようになりました。