【1987/03/19】蘭・第12回世界会議記念郵便切手

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本年3月19日から東京で開催される蘭・第12回世界会議を記念して、昭和62年3月19日に60円郵便切手が2種発行されます。
ラン科植物は、被子植物の中でも最大の科であり、さらに、分化の段階においても最高の花器構造を有し、形態及び構造は、他の植物に見ることができない特殊なもので、最も進化した科目として分類されています。ラン科植物は、熱帯からツンドラ地帯に至る広い地域に約3,500種以上が分布していると言われ、日本にも約650種の野生種があります。
世界蘭会議では、このようなラン科植物に関する分類、形態、生態、生理生化学、栽培技術、育種、自然保護などに関する研究発表と意見交換が行われるとともに蘭の展示会も開催されます。このように世界蘭会議は、世界中より広く関係者を集め、ラン科植物を通じて世界の文化交流を図ることが目的とされています。

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