【手彫証券印紙】第5次発行1銭黒:再構築シートまとめ (2) 【再構築シート・ポーラス紙】

初版 2023/06/18 10:24

改訂 2023/06/18 10:24

先のLabジャーナル(再構築シートまとめ(1))でもお伝えしたとおり、第五次発行1銭黒印紙のプレートリコンストラクション作業を通じて第I版、第II版合わせて全100ポジションの印紙を同定することが可能となったため、今年に入ってから、手持ちの単片やマルチプルのポジション同定を進めるとともに、マテリアルの追加に勤しんでいます。

このLabジャーナルでは、用紙毎のシート再構築の成果として、ポーラス紙に印刷された印紙だけを使った再構築シートをご紹介します。

再構築シート・ポーラス紙 Plate I

ポーラス紙のみの単片、ペアから構成された、Plate Iの再構築シートです。用紙だけでなく、目打もPerf. 10とし、さらに拘って、朱消で揃えてみました。この印紙では、同じポーラス紙でも刷色(シェード)がやや薄めの黒から濃黒まであって、このシートでもシェードの対比がよくわかるかと思います。

ちなみに、今年11月に開催予定の切手展への出展に向けて、展示リーフ(縦置き)の形に仕上げていますので、シートの構成を見やすくするためにリーフを横に倒した形になっています。

シート左半分(Pos. 1//41 から 5//45) の拡大図です。

シート右半分(Pos. 6//46 から10//50) の拡大図です。

再構築シート・ポーラス紙 Plate II

ポーラス紙のみの単片、ペアから構成された、Plate IIの再構築シートです。こちらも用紙だけでなく、目打もPerf. 10とし、さらに拘って、朱消で揃えるべく頑張っているのですが、Pos. 50のみが黒消になっています。不思議なもので、手持ちのPos.50印紙はなぜか黒消ばかり、無い物は無いということなのでしょうね。さらに欲を言えば、Pos. 34は朱消+黒消なので、朱消のみのものと差し替えたいところです。2枚との出会いを待つことといたします。

シート左半分(Pos. 1//41 から 5//45) の拡大図です。

シート右半分(Pos. 6//46 から10//50) の拡大図です。

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unechan

子供の頃から細々と続けてきた切手収集。長年のブランクを経て10年ほど前から再開し、日本切手クラシカル、ドイツインフラなどを収集。併せて手彫証券印紙の収集を始め、現在はこちらがコレクションのメインになっています。郵趣に加えて音楽(ジャズ)、釣り、鉱石収集、昆虫採集(蛾類)など趣味多数にて家族には迷惑をかけております…

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