奥の細道シリーズ 芦野 柳陰

0

奥の細道シリーズ切手
第2集
芦野
柳陰
田一枚植て立去る柳かな
那須の芦野の八幡宮に近い田の中に、西行が「道のべに清水流るる柳陰しばしとてこそ立ちどまりつれ」と歌に詠んだ遊行柳のあとが残っているのを見に立ち寄った時の作です。大意は「西行が歌に詠んだ有名な柳はこれかと、昔を思い深い感慨にふけっていると、眼前の田ではその間に人々が一枚の田植をすませた気配である。自分もはっと現実にかえり、柳の陰を立ち去ることだ」。

Default
  • File

    ts-r32

    2019/11/17

    2017年、那須八幡宮で。

    File
    返信する