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西部戦線異状なし/レマルク
新潮文庫
エーリヒ・パウル・レマルク(Erich Paul Remark, 1898年6月22日 - 1970年9月25日)は、ドイツの文学者、作家。1929年、『西部戦線異状なし』を発表、大ベストセラーとなり、31歳で人気作家の仲間入りを果たしました。
『西部戦線異状なし』(Im Westen nichts Neues)は、第一次世界大戦に従軍する兵士達の姿を描いた長編戦争小説。題名は主人公パウル・ボイメルが戦死した日の司令部報告に「西部戦線異状なし、報告すべき件なし」と記載された事に由来しています。この作品の主人公パウルはレマルク自身を投影した人物と考えられています。各国語に翻訳され、翌年にはハリウッドで映画化されアカデミー賞を受賞しています。