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1/150ショーティー 日本国有鉄道 ED91型 試作交流電気機関車
地方電化の“希望の星” 戦後全国の無煙化を目指した国鉄さん、戦前から採用されている直流電化方式は構造が単純で車両コストが安価なのですが送電電圧降下が激しく多くの地上設備が必要な方式で、山手線などの“大量便数/大量車両数”路線には大変有利な方式でした。 しかし逆に便数/車両数の少ないローカル線には向かず、対策として送電距離の長い交流方式を採用しようと考えます。 この場合1両の電動車のコストは上がるものの地上設備を大幅に少なく出来る利点があり、国鉄さんは地方電化の切り札と考えて開発を進めます。 現在でこそ“インバーター”等の優れた周波数制御技術で交流モーターを直に制御できるようになりましたが、当時はまだような技術は無く、車両内で交流を変換(タップ式による半波流化または整流式による直流化)しそれを制御するという、まさに車両内に変電所設備を搭載するような大変大掛かりで、かつ整流器等の大変難しい技術開発が必要な、まさに“プロジェクトX”的な内容でした。 まずその第一号機として日立製作所さんが世に送り出したのがED44型でタップ制御型で誕生、比較のために整流制御型のED45型をそれぞれ整流方式の異なる3両(-1三菱さん、-11東芝さん、-21日立さん)を製造し、東北の仙山線をベースに試験/改良を実施、後のED70/71型へと昇華していきます。 これらの機関車たちは後に改番され、ED44はED90にED45はED91へ変更されました。 こんな貴重な鉄道遺産ともいえる1両として、利府駅近所の森郷児童公園に静態保存されていたED91-11を見物後、昔買い込んでおいたマイクロエースのCタイプロコ“ED45タイプ”を思い出し発掘、手を入れてみました。でもマイクロエースさんのED91は“しっかり”1号機を再現しているので、見物してきた11号機ではなく、1号機風に作成♪ 主な改造箇所は~ ●ボディー ①屋根へパンタを2基搭載させるべくモールドを変更、KATO製の交流用PS16を2個取付。また交流機っぽくすべく、ジャンクの碍子類(TOMIXの583?)を取付。 ②車体側面中心の窓は実車ではHゴム無なので削り取り~正面部へ省略されている手すり及びテールランプを追加しました。 ●シャーシ ①デッキ部正面テールランプ、手摺部“横渡り板”は不要なので削り取り成型しました。 ②デッキ下部へKATO製スノープロウを加工して追加。 ●塗装 交流標準色の赤色2号/屋根黒色なのですが、この赤色2号はBトレのEF81の色に合わせ“しぶめ”に調色して塗ってます。ナンバーは自作デカールで対応って、あはは(笑)まだ貼ってませんね~(笑)
鉄道模型 ショーティー 1/150ちゃぽん
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1/150ショーティー 日本国有鉄道 DE50型 試作ディーゼル機関車
DE50-1 津山で保管実車を見物後、BトレサイズのDE50が欲しくなり、昔買い込んでおいたマイクロエースのCタイプロコ“DD51タイプ”をベースに改造、“らし~く”造ってみました。 主な改造箇所は♪ ●ボディー ①キャブ前面、運転手窓を内側へ傾斜させると同時にヒサシを成型、また側面窓形状を“それっぽく”修正。 ②長ボンネット側(1位)の両側面下デッキ部へステップ(箱&ネット)をプラ板で追加。 ③長ボンネットラジエター部側面のネットパネルモールドを切取り、短ボンネット(2位)側面へ移植、長ボンネット切取り痕は成型しプラ板でパネル追加。そこにプラ板ローレットを転造して作ったルーバーを切り出して貼付。長ボンネット側のラジエターファンモールドはパテで埋成型。 ④各部へ線ハンダで手摺/ハンドル類を追加、キャブ部へは銀河製タブレットキャッチャー取付。 ●シャーシ ①キャブ下フレーム(車輪間)へプラ板で造った燃料タンクを追加設置 ②デッキ部側面へ∮0.3真鍮線で手すり4か所追加、フロントデッキ間へチェーン追加、また各部ジャンパ栓類、∮0.3真鍮線で作った開放テコ追加。 ③デッキ下部へKATO製スノープロウを加工して追加。 ●塗装 ディーゼル標準色の朱色4号/ねずみ色1号/白のなのですが、朱色4号はBトレのDF50やDD53に合わせ、“しぶめ”に調色。短ボンネット上のファンネット及びナンバーは自作デカールで対応。
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