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1/500 Singapore Airlines Boeing 777-312 Reg.9V-SYL
“White STAR ALLIANCE” シンガポールのフラッグキャリアであるSingapore Airlinesさんは、運行する多種多様な便へ対応するために数多くの機種/機材が所属しています。 その中の1機種であるBoeing 777-300シリーズは1998年より採用され、現在でも27機が運用についており同社の主力機種の1つとなっています。 そんなシンガポールエアラインさんは世界最大の航空連合“STAR ALLIANCE”に所属、本機種へもメンバーであることを主張する“スターアライアンスカラー”の機体が準備されました。その内の4機は一般的なスタアラカラーと異なり、垂直尾翼まで真っ白な機材が存在し現在でも3機が活躍しています。 展示したF-toysさん製のReg.9V-SYLもその1機で、残念ながら2021年3月に除籍となってしまいましたが、印象に残る一機でしたね♪ 今回は製品のカラーリングを活かしつつ、ディテールアップ用にデカールを自作し貼り付けて製作したモノです♪ 【模型資料】(ベースモデル) ・模型メーカー:F-toys ・製品番号 :世界のエアライン…シンガポール航空 #7 ・製品タイトル:B777-300 Singapore Airlines ・発売日 :2018年9月18日 ・価格 :¥683 【実機資料】 ・運用会社 :Singapore Airlines(SG) ・実機メーカー:Boeing ・実機形式 :777-312 ・製造番号 :33376/515 ・運用期間 :2005年8月~2021年3月(スタアラカラーは2012年~最後まで) ・Reg. :9V-SYL ・エンジン :RR/Trent 892_x2
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1/500 CARGO JET Boeing 767-346/ER(BCF) Reg.C-GAAJ
“ブランドリーダーは有名なラッパーさん♪” カナダ最大のチャーター航空会であった“CANADA 3000 Airline“さんは、2001年9月11日に発生したアメリカ同時多発テロの影響を受け同年11月に突然運航を停止、そのまま倒産してしまいます。そんな中 同社の貨物部のトップ“Ajay Virmani氏”は即刻同社株を入手し“CANADA 3000 Cargo”を設立し運航を続けます。 翌2002年には同氏が全株を入手し社名も“CARGO JET“へと変更、本格運用開始し瞬く間にカナダを代表する航空貨物会社へと成長させて行きます。 2019年カナダの著名なラッパー“Drake”氏とパートナーシップを締結、同社のブランドリーダーに就任しました。 日本へも成田へ便を就航させており、関東の航空ファンにはおなじみの存在ですね♪ 展示したモデルは、いつものように“写真撮ったら模型が欲しくなる“シリーズで、F-toysさんの1/500製品をベースにデカールを自作して再現したモノです(^^)/ このReg.C-GAAJは元アメリカン航空の機材で2019年に貨物機へ改造されカーゴジェットさんへ移籍、現在でもDHLカラーをまとい変更され元気に活躍しています♪ 【模型資料】(ベースモデル) ・模型メーカー:F-toys ・製品番号 :JALウイングコレクション vol.7 ・製品タイトル:BOEING 767-300 旧塗装 ・発売日 :2023年9月25日 ・価格 :\715 【実機資料】 ・運用会社 :CARGO JET(CA) ・実機メーカー:Boeing ・実機形式 :767-346/ER(BCF) ・製造番号 :33508/931 ・運用開始年次:1993年4月 ・Reg. :C-GAAJ ・エンジン :CFM/CF6-80C2B2_x2
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1/500 MSC AIR CARGO Boeing 777F Reg.N708GT
“空飛ぶコンテナ船♪” 1970年創業でイタリアにルーツを持ち、スイス/ジュネーブへ本拠地を置く海運会社“MSC”さんは、去年の段階で846隻もの巨大コンテナ船を運用する、世界屈指の超大手海運会社さんです。 そんな同社が2022年航空貨物の分野へ進出を発表しグループ会社である“MSC AIR CARGO”を立ち上げます。実際の機材準備や運行はアメリカの航空貨物大手“ATLAS AIR”さんが4機、イタリアの“AlisCargo Airlines”さん(元ALITALIA Cargoさん、2023年には同社をMSCさんが完全子会社化)が1機、それぞれ準備しへ運用、両社とも所属機に対し専用の”MSCカラー“が施されており、Reg.を見ない限り、どちら所属の機材か判別委出来ませんね。ちなみにATLASさん所属の4機のReg.は全機、同社のコールサイン“GIANT”に倣い~GT”となってます♪ 我国へも2023年9月2日より成田へ週2便(木・土)で飛来するようになり、関東では見かける機会も増えましたね。 展示モデルはF-toysさんから去年末に初めて商品化された“777F”をベースに“MSC AIR CARGO”さんの機材として初めて遭遇したATLASさん所属2号機“N708GT”を、撮影できた感動を原動力に、いつものようにデカールを自作して製作したものです♪ 【模型資料】(ベースモデル) ・模型メーカー:F-toys ・製品番号 :ANAウィングコレクション vol.6・#5 ・製品タイトル:BOEING B777-200 ANA Cargo ・発売日 :2024年10月8日 ・価格 :¥825 【実機資料】 ・運用会社 :MSC AIR CARGO(CH) /ATLAS AIR(US) ・実機メーカー:Boeing ・実機形式 :777F ・製造番号 :67993/1745 ・進空年次 :2023年7月 ・Reg. :N708GT ・エンジン :GE/GE90-115B_2
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1/500 JAL Cargo Boeing 767-346/ER(BCF) Reg.JA654J
“13年ぶりの復活♪” JALグループの貨物運送専門会社として、貨物専用型B742Fを引っ提げ1982年10月に誕生したJALカーゴさんでしたが、2007年からの世界同時不況 それに伴う親会社の破綻等により自社専用機による貨物運送を断念、2010年からはJALさん旅客機の貨物室を、または他社チャーター便を利用した運営形態へ変更しました。 そんな同社でしたが増加する貨物に対応すべく13年ぶりに貨物専用機3機を順次再導入する計画を発表、2024年2月19日より運行を開始しました。 所属する3機は全て元JALさん所属のB767-300旅客型を貨物型へ改造した機体で、初号機のJA653Jが2024年の1月に、2号機JA654Jが同年2月に、ウィングレット付きの3号機であるJA621Jは今年の1月にデリバリーされ全機揃う事になりました。 展示したモデルは昨年末に新生JAL Cargoさんの機材として初めて自分で撮影できた2号機を再現したモノで、以前改造用として入手していたHoganさん製のジャンク品(ランディングギア紛失)をベースに、デカール類とギア類を自作して製作しました。 余談ですが撮影後 早速作ろうとベースモデルを取り出してみたところ、Reg.がまさにこのJA654J♪、ちょっとした運命を感じましたね~♪ 【模型資料】(ベースモデル) ・模型メーカー:JALUX/Hogan Wings ・製品番号 :BJE3000 ・製品タイトル:Japan Airlines B767-300 ・発売日 :2011年 ・価格 :¥5,184 【実機資料】 ・運用会社 :JALカーゴサービス ・実機メーカー:Boeing ・実機形式 :767-381/ER(BCF) ・製造番号 :40366/999 ・運用開始年次:2011年2月 ・機種改造年次:2024年4月 ・Reg. :JA614A ・エンジン :GE/CF6-80C2B2x2
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1/500 Silk Way West Boeing 747-4H6F/SCD Reg.4K-BCR
“Silk Way West” アゼルバイジャン共和国の首都Bakuをベースにシルクウェイグループの1社として2012年に設立された貨物専門の航空会社がSilk Way West Airlineさんです。 2016~18年に開催されたF1 アゼルバイジャンGPの物流サプライヤーとしても有名ですね♪ 我国でも2021年2月11日より日本貨物航空(NCA)さんとコ ー ド シ ェ ア 便で、バグー-成田間を週2往復で運航を開始、関東の航空ファンの間では格好の撮影対象機になってますね♪ 今回のお題目機Reg.4K-BCRは2006年製造の元マレーシア航空さんの機材で、シルクさんへは2018年から所属し去年2024年5月に米国アトラスさんへ移籍していきました。 展示モデルはHerpaさんのB744Fをベースに、何時ものようにデカール自作し、在りし日の姿を再現してみました♪ 【模型資料】(ベースモデル) ・模型メーカー:Herpa ・製品番号 :503181 ・製品タイトル:Air France Cargo Boeing 747-400F ・発売年次 :2007年 【実機資料】 ・運用会社 :Silk Way West Airline(2018~2024) ・実機メーカー:Boeing ・実機形式 :747-4H6F/SCD ・製造番号 :28434/1371 ・進年次 :2006年3月 ・Reg. :4K-BCR ・実機エンジン:P&W/PW4056_x4
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1/500 JAC ATR42-600 Reg.JA01JC
“ハイビスカスに思いを乗せて” 1983年7月 東亜国内航空さんと地元自治体が出資し、鹿児島県の離島アクセス改善を目的に誕生した地域航空会社(Regional Airline)がJACこと日本エアコミューターさんですね。 当初 奄美空港にて3機のDornier Do228を用い運航を開始、5年後の88年にはベースを鹿児島空港へ移動、新たにYS-11、SAAB 340B、DHC-8-Q400と機材を導入し活躍していきます。 今回のアイテム“ATR42-600”はSAAB 340Bの更新機として2017年より運行を開始した機材で、その初号機と2号機には鹿児島の“タラデザイン専門学校”さんとJACさんのコラボによる″地域の花“として愛されるハイビスカスがデザインされた特別な塗装が施されています。 展示モデルはやはり“写真撮ったら模型が欲しくなる衝動”で製作したモノで、以前海外の航空ショー内ATRさんブースで配布していた、HoganWingsさん製のモノをベースにデカールを自作し製作したモノです♪ 【模型資料】(ベースモデル) ・模型メーカー:HoganWings ・製品番号 :HG8539 ・製品タイトル:ATR42-600 House Color ・入手年 :2009年 【実機資料】 ・運用会社 :日本エアコミューター ・実機メーカー:ATR ・実機形式 :42-600 ・製造番号 :1215 ・運用開始年次:2017年1月 ・Reg. :JA01JC ・エンジン :P&W Canada/PW127M_x2
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1/500 Luftwaffe Transall C-160D
“トランザール” 1950年代後半、フランス及び西ドイツで活躍していたNord Noratlas輸送機の後継機種を開発すべく、西独のメッサーシュミット・ベルコウ・ブローム社(MBB)やノラトラの仏ノーム社の合弁しTransporter Allianz社(略称Transall)が1959年に設立されます。 同社は後に仏Aérospatiale社等複数の企業と合弁し今日のAIRBUSへと昇華していきます。 そのトランザールが開発した機体がC-160型輸送機で西ドイツ・フランスは勿論、トルコや南アフリカ、インドネシアでも採用され1965年からの20年間で214機生産されました。 外観/規模は先行していたLockheed社製C-130と大変よく似ていますが、6,000ps級の大出力エンジン(_6,000ps級)の採用により本機は双発機として完成します。 展示モデルは2011年にHerpa社より発売された、バイエルン州ペンツィングに拠点を置く西ドイツ空軍 第61航空輸送飛行隊の所属のC-160Dで、新規格「Norm 72」で塗装され1970年に配備された初号機だそうで各部に施されたオレンジ色が良いアクセントになっていますね♪ 【模型資料】 ・模型メーカー:herpa(DE) ・製品番号 :518550 ・製品タイトル:Luftwaffe Transall C-160 LTG61 "Norm 72",Reg.51+12 ・発売年次 :2011年11月 【実機資料】 ・運用会社 :Luftwaffe ・実機メーカー:Transall (FR) ・実機形式 :C-160D ・製造番号 :D149 ・Reg. :51+12 ・エンジン :RR・RTy.20 Mk22_x2
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1/500 Pan Am Boeing 747-SP Reg.N533PA "Clipper Young America"
“Special Performance” 現在では当たり前となった〝太平洋無着陸飛行“も1970年代にはまだまだハードルの高かく、有力路線な羽田-ニューヨークもアンカレッジ等経由で運行されていました。 時間も費用も掛かるこの運用形態に対し、運行航空会社からは“HND-NYC間をノンストップで結ぶ事が出来る機材開発”要求の声が高まります。 これに対し当時DC-10型を製造していたMcDonnell Douglas社は、同機をベースに長距離型のDC-10-ER(Extended-Range)型の開発を発表します。 1970年に747型旅客機をデビューさせ、圧倒的なキャパシティによる“中距離大量輸送能力”では他の追従を許さないBoeing社でしたが、一番可能性のある同機をもってしても燃費の問題で本課題はクリアできないと判断、ただライバルに対し時間的猶予も無いと考え、同機をベースに大改造を施し、長距離用のSP(Special Performance)型を生み出します。 まず重量軽減の為747型機の最大の特徴である乗客数を犠牲に胴体を約14mもカット! また機体短縮で発生するヨーイング/ピッチング対策として水平垂直尾翼の拡大がなされます。その結果生み出された、まるで“チョロQ”と化したそのスタイルは伊達ではなく、747-100型の航続距離9,800 kmに対し12,325 kmと約25%もの距離拡大!同時に意図せずエリアルールが改善されたことにより、速度も向上します。 そんな同機はローンチカスタマーでもある“Pan American Airways”より1976年3月から就航を開始し1989年に747-400の登場までの13年間に渡って製造続け、その後も各地で飛び続けた息の長い機材となりました。 展示モデルは、ローンチカスタマーのPan Amさんが運航した機材の一つで、同社最後の“ビルボード”スキームを纏った最終仕様、2011年のHerpa Wings Club Model としてリリースされたモノです。 パッケージ裏写真のスキームが異なるので、はじめ”箱取違い?”かと思い調べたら正解でした♪ ここら辺の写真管理が面倒なのか、最近の同社の製品に実機写真が少なくなっちゃいましたね(寂) 【模型資料】 ・模型メーカー:herpa(DE) ・製品番号 :517997 ・製品タイトル:Pan Am Boeing 747SP "Clipper Young America" ・発売年次 :2011年 【実機資料】 ・運用会社 :Pan American Airways ・実機メーカー:Boeing(US) ・実機形式 :747SP-21 ・製造番号 :21025/273 ・Reg. :N533PA ・エンジン :P&W:JT9D-7A_x4 ・稼働年次 :1976年3月~1986年2月
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1/500 IADF Lockheed C-130H “Hercules”
“イスラエルの英雄” 現イスラエル首相のベンヤミン・ネタニヤフ氏には2歳年上のヨナタン・ネタニヤフ氏というお兄さんがいました。 IDFに所属していた彼は、第4次中東戦争で輝かしい実績を上げ殊勲章を受勲するなどした大変優秀な兵士で、ベンヤミン氏にとってとても尊敬する自慢の兄でした。 1976年エールフランス139便はギリシャのアテネ空港を離陸した直後にハイジャックされてしまいます。 その後AF機はウガンダのエンテベ空港へ強行硬着陸しユダヤ人106名を残し他国籍の乗客乗員は全て開放、服役中のテロリスト釈放等の要求を開始します。 この事件を解決する為にイスラエル政府は国外への派兵を決断、「オペレーション・サンダーボール」が発動され、ヨナタン氏はその実行部隊である特殊部隊“サイェレット・マトカル”の一員として作戦に参加します。 本作戦には4機のC-130が参加、1番機が宵闇に紛れて隠密着陸、持ち込んだウガンダ軍/政府高官用に偽装したベンツやランドローバーを駆使し人質を解放、その後着陸した3機のC-130と協力し空港を制圧成功し、作戦開始から53分で人質105名※を乗せイスラエルへ帰投しました。 (※1名は病院へ入院してその場にいなかった為救出できず) 大成功に終わった作戦でしたが、IDFとしては唯一人の犠牲者が出てしまいます。 それが作戦司令官として現場に参戦していたヨナタン氏でした。 その後彼は28歳のベンヤミン氏が見守る中、〝イスラエルの英雄”としてエルサレムの“ヘルツルの丘”へ手厚く埋葬されました。 今回の展示モデルは本作戦へ参加したIADFの第131飛行隊 「イエローバード」所属機で2010年に限定モデルとして発売されたモノです。 発売当時の経緯は不明ながら、昨今の情勢を思うと考え深いモデルですね。 【模型資料】 ・模型メーカー:herpa(DE) ・製品番号 :515511 ・製品タイトル:IADF, 131 Squadron Lockheed C-130 Hercules "Yellow Bird" ・発売年次 :2010年2月 【実機資料】 ・運用会社 :Israeli Air Defense Force ・実機メーカー:Lockheed (US) ・実機形式 :C-130H_"Hercules" ・製造番号 :106-4431 ・Reg. :4X-FBB ・エンジン :T56-A-14_x4 ・進空年次 :1971年11月
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1/500 UPS Airlines Boeing 747-123/SF Reg.N673UP
“最古の航空貨物会社” 1907年創業、全世界的にも最も歴史のある運送会社である米国の“United Parcel Service”さんが設立した航空貨物部門の子会社が“UPS Airlines”さんです。 同社もその歴史は大変古く1929年に初フライト!その後世界恐慌や大戦により一旦運休、戦後の1953年より運行を再開、今日に至ります。 さすが世界規模運送会社さんだけあって、国内の街中でもその運送車両を良く見かけますね。(何時見ても またどの車もピかピカに磨かれていること本当に関心ですね) 航空便も成田や関空等で良く見かける大変メジャーな存在ですね♪ 今回の展示機(Reg.N673UP)は同社がごく初期の自社機として1984年に導入機した機材で、2003年まで活躍、その後”KALITTA AIR“へ移籍、2012年まで活躍しました。 モデルはHerpaさん製で、現行のモノとは一味違う、導入当時の旧スキームを纏っています。 改造貨物機らしく旧客室窓のも抜かりなく再現されていますね♪ 【模型資料】 ・模型メーカー:herpa(DE) ・製品番号 :537063 ・製品タイトル:United Parcel Service Boeing 747-100F ・発売年次 :2023年11月 【実機資料】 ・運用会社 :UPS Airlines (US) ・実機メーカー:Boeing(US) ・実機形式 :747-123(SF) ・製造番号 :20325/125 ・Reg. :N673UP ・エンジン :P&W…JT9D-3A_x4 ・進空年次 :1971年4月(旅客型N9673として) ・退役年次 :2012年7月(KALITTA AIRさんから)
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1/500 AIRBUS A330-773L "BELUGA XL" Reg. F-GXLH
“空飛ぶ大シロイルカ” 2014年、“AIRBUS”さんは現在活躍中のA300B4-608ST "BELUGA ST"の後続機となる機材の開発を発表します。 この計画に基づき開発されたのがA330-743L_"BELUGA XL"で、基本コンセプトは先代の“ベルーガST”と同一ながらベース機をA300からA330へ変更、全長で6.9m、全幅で1.7m大型化、最大積載重量も6t増え50tに拡大します。 これによりSTでは片翼づつしか運べなかったA350の主翼を左右セットでの運送が可能となりました。 これはライバルともいえるBoeing 747-400LCF“Dreamlifter”の貨物室より室幅は同等ながら室長・室高が上回ることになりました。 当初の計画では2018年度の初号機進空以降、順次5機を製造しSTを置き換える計画でしたが、STがまだまだ元気なので(設計耐空フライト5万回のところ、現在平均1.2万回)、エアバスさんは2024年度に特大貨物の輸送を請け負う新会社“ Airbus Beluga Transport:ABT”さんを設立し運用を予定となっています。 基本的にはSTx5機で対応予定ですが、積載貨物の容量によってはXLも投入するとの事、日本にもいっぱい飛んできて欲しいですね♪ 展示モデルは2022年にHerpaさんから発売された、ベルーガXLの2号機で、初号機には無かった“機材ナンバー《2》”がオデコと双尾翼側面に大きく書かれています。 本機の特徴である貨物室ドアは開状態のモノも付属、差し替えることで貨物の積み下ろしシーンの再現が可能となっているのが嬉しいですね♪ 【模型資料】 ・模型メーカー:Herpa(DE) ・製品番号 :534284-001 ・製品タイトル:Airbus Industries BelugaXL (A330-700L) – F-GXLH - XL#2 ・国内発売日 :2022年4月7日 【実機資料】 ・運用会社 :Airbus Skylink Aero Spacelines (FR) ・実機メーカー:AIRBUS(FR) ・実機形式 :A330-743L_"BELUGA XL" ・製造番号 :15939 ・Reg. :F-GXLH ・エンジン :RR…Trent 772B-60_x2 ・進空年次 :2019年4月
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1/500 Boeing 377--10-26 “Stratocruiser” Reg. NX1039V
“歴史の始まり” 日本人に最も認知されている大戦機の一つ言えるのが米国の“B-29”ですね。 日本軍機が到達できない高々度を悠々と飛行し爆弾の雨を降らせるという、日本国民にとって恐怖の対象でしかなかった機材でしたが、その大型で高性能という特性を生かしBoeing社では輸送型“C-97《Stratofreighter》”を開発、大戦末期に投入しました。 戦後ボーイングは本格的な旅客機製造に乗り出し、このC-97をベース開発した“377《Stratocruiser》”を1947年に華々しく進空、ここから現在へと繋がる同社の旅客機の歴史が始まります。 オプションにもよりますが国際線仕様の本機の装備は驚くほど充実しており、2階建て構造の客室にはベットや洗面台、豪華なソファーやバーカウンターを備えたラウンジなどまさに《空飛ぶホテル》♪ 現代のA388豪華仕様に匹敵する装備を誇りました。 ただ他社製造機と比べ超高性能ながらも、導入/運用コストが非常に高額だった事やジェット機の台頭等々の諸事情により、兄弟機のC-97/KC-97が888機製造されたいのに対し、わずか56機で生産打ち止めとなった悲運の機材でもありました。 展示品はHerpaさんが展開した《Boeing Milestone Series》の1品で、当時のHousecolorを纏った仕様となってます。 Reg.よりこの機材は後に“Pan American”さんへ導入され“Clipper Good Hope”のペットネームが付けられ活躍しました。 ボーイング社の旅客機シリーズの原点ともいえる機材なだけにコレクションには欠かせませんね♪ 【模型資料】 ・模型メーカー:Herpa(DE) ・製品番号 :513869 ・製品タイトル:Boeing 377 Stratocruiser ・発売年次 :2004年 【実機資料】 ・運用会社 :Boeing(US) ・実機メーカー:Boeing(US) ・実機形式 :377 -10-26_“Stratocruiser” ・製造番号 :15939 ・Reg. :NX1039V ・エンジン :P&W…-4360-59Bjikkikishu““ Wasp Major”_x4 ・進空年次 :1947年7月8日
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1/500 ITA AIRBUS A350-900XWB Reg.EI-IFB
“イタリアの新しい翼” 長年慢性的な経営不振だったところへ“新型コロナウイルスの世界的流行”による国際線の需要の喪失により、長年イタリアのフラッグキャリアとして君臨してきた“Alitalia”さんというブランドが2021年10月14日をもって消滅する事となってしまいます。 (ストラトス・131AB世代としてはホント悲しいの一言ですね~涙) アリタリアさん消滅を受け、イタリア政府が新たなフラッグキャリアとなる国有航空会社として、アリタリアさんから多くの資産を受け継ぐ形で設立したのが“ITA Airways(Italy Air Transport)”さんです。 これまでも多くの経営危機(過去にもあった国有化や分社化、他社の傘下化等々)に見舞われようとも一貫してアリタリアブランドを通し、1969年に制定されたスキームを基本的に守り続けてきた同社でしたが、今回はついにという感じですね。 新会社であるITAさんが採用したスキームはサッカーのイタリア代表チームのカラーを採用~ 有名なサッカー選手の名を冠して“Paolo Rossi”と呼ばれるれ美しいメタリックブルーが機体全体に施され、アリタリアさん時代とは全く異なる仕上がりになりました。 逆に言うと、これまでアリタリアさんに幾度となく泣かされてきた、イタリア政府の強い意志を感じますね(笑) 展示品はそんなITAさんが2022年5月より受領を開始し現在5機運行する新機材A350-900の2号機です。 2022年11月5日からは本機材を使った“ローマ-羽田”間の路線を週3便開設し航空ファンの目を楽しませてくれてますね♪ モデルは2023年11月に国内でも販売されてHerpaさんの製品で、実機さながらに再現された美しいカラーリングがコレクションの中でも際立つ存在です♪ 【模型資料】 ・模型メーカー:Herpa(DE) ・製品番号 :536974 ・製品タイトル:ITA Airways Airbus A350-900 – EI-IFB “Marcello Lippi” ・発売年次 :2023年 【実機資料】 ・運用会社 :ITA(IT) ・実機メーカー:AIRBUS(FR) ・実機形式 : A350-941_XWB ・製造番号 :270 ・Reg. :EI-IFB ・固有名称 :Marcello Lippi ・エンジン :RR…Trent 772B-60_x2 ・導入年次 :2022年5月
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1/500 ANA Boeing 727-81 Reg.JA8305
“モヒカンルック727♪” 高度経済成長期のど真ん中だった1960年代の日本、増え続ける旅客需要や新路線開設に備え、一早く航空機のジェット化を決定した“全日本空輸”さんは、同社としては初めてとなるBoeingさんの機材を選定、それがB727-100でした。 1964年5月27日、同社は東京-札幌間へ投入を開始、好調な同社路線内で今一つ不振だった本路線に対し“東京-札幌60分”という、当時としては驚異的な速度が当たり一気に人気路線へ成長していきます。 1969年には定員を178席へ拡大した“-200”も投入され、727シリーズは以降四半世紀に以上にわたり同社で活躍していきます。 自分にとっては生まれた年の付近に就航を開始した本機はとても思い入れが深く大好きな機材の一つです。 展示品はそんな全日空さんで活躍したB721で、スキームは同社機代標準色の中でも、自分が最も影響を受けた“モヒカン塗装”です(^^)/ 今回のモデルは“全日空商事”さんが企画販売、“HoganWings”さんが製造した製品です。 特筆すべきは“無塗装部”の表現で、胴体部を“磨き出し”て表現するのは良くあるのですが、本モデルでは主翼にまで その手法が採用されています♪ (1/500では他に見かけたことが無い~) コクピットキャノピーにワイパー表現がなされているなど、細部にまで気が行き届いており1/500量産品としては至れり尽くせりな内容ですね♪ 余談ですが1970年に発生した”全日空アカシア便ハイジャック事件”は当機で発生しました。 【模型資料】 ・模型メーカー:全日空商事/HoganWings ・製品番号 :NH50020 ・製品タイトル:ANA 727-200 REGISTRTION NO.JA8305 (モヒカンブルー) ・発売年次 :2010年 【実機資料】 ・運用会社 :全日本空輸 ・実機メーカー:Boeing ・実機形式 :B727-81 ・製造番号 :18919/163 ・Reg. :JA8305 ・エンジン :P&W…JT8D-7A_x3 ・進空年次 :1965年7月 ・同社退役年次:1972年11月
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1/500 Northeast Boeing 727-95 Reg.N1638
“Yellowbirds” 1931年“Pan-Am”さんの米国北東部就航の委託先会社として、鉄道会社を母体として誕生した“Boston-Maine Airways”さん、その後1940年に“Northeast Airlines”へ改名、戦時下において軍の物資チャーター便を運用し成功を遂げます。 1960年になるとフロリダ方面路線へ6機のCV880を投入、67年からは当時最新鋭機材だったB727-100を同路線へ投入するなど、米国で最も有名な航空会社の一つとなります。 ところが積極的に見える経営も実は大変苦しく、紆余曲折の末の1972年に ついに“Delta Air Lines”さんに合弁という形で吸収され、その歴史に終止符が打たれました。 展示品は同社が運営していたB721で本機の導入と同時に採用された“Yellowbirds"塗装は、ライバルだった“Northwest Airways”の赤に対抗して採用されたのかどうかは判りませんが、ロゴ等を含め現在でも通じそうなぐらい斬新に感じます。 モデルは2002年に限定品としてHerpaさんより発売されたNGⅠです♪ ただこのころの同社の樹脂の問題なのか、成型色で再現されている部分の“黄変”が激しく、本機も該当箇所は追加塗装を行いました♪ (う~ん写真アップで見るとマスキングの後処理がイカンですね~笑) 【模型資料】 ・模型メーカー:Herpa(DE) ・製品番号 :513104 ・製品タイトル:Northeast Airlines Boeing 727-100 ・発売年次 :2002年 【実機資料】 ・運用会社 :Northeast Airlines(US) ・実機メーカー:Boeing(US) ・実機形式 :B727-95 ・製造番号 :19596/479 ・Reg. :N1638 ・エンジン :P&W…JT8D-9A_x3 ・進空年次 :1967年10月23日
飛行機模型 民間機_旅客機 1/500ちゃぽん