日豊本線幸崎〜南宮崎間交流電化開業など 交通公社の全国小型時刻表 1974年 4月号

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交通公社の全国小型時刻表 1974年(昭和49年) 4月号
表紙は大淀川鉄橋を渡る485系。時刻表の発売時期とダイヤ改正のタイミングを考えると、おそらく電化開業前の試運転の様子でしょうか。

この号では、1974年4月10日の日豊本線 幸崎〜南宮崎間電化開業をきっかけに九州総局内で実施された「輸送改善」と銘打ったダイヤ改正を行っています。
主な内容として、
・寝台特急「彗星」1往復増発(新大阪〜宮崎)
・寝台特急「あかつき」1往復増発(新大阪〜熊本)
・気動車特急「おおよど」の新設
・特急「日向」がDCからECに。
・二段式B寝台車の誕生 →最初は「あかつき」「彗星」に投入されました。
・その他、大分止まりの特急「みどり」、「にちりん」、「彗星」の一部が宮崎までの延長運転されるようになります。

当時の日豊本線の優等列車をみていますと、寝台特急彗星号、特急にちりん号で「食堂車」の営業がされていたり、鹿児島本線の急行である「かいもん」が大分始発で小倉経由鹿児島本線経由で西鹿児島に向かう設定があったなど、懐かしむ要素満載の紙面です。

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