阿武隈急行線全線開業、宮福鉄道開業など 交通公社の時刻表 1988年 7月号

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交通公社の時刻表 1988年(昭和63年) 7月号
表紙はJR九州のジョイフルトレイン ゆ〜とぴあ号。金沢にあった「ゆぅトピア」と同音ですが、こちらは鹿児島運転区配属の列車。全面左側が大きな窓になっているのがとても印象的でしたね。
トラベルニュースとして、青函連絡船シップホテルの情報がありました。1988年3月にお役御免となった連絡船の活用事例ですね。夏休み限定だったようですが、収容人数マス席300名、寝台20名。ちょっと極端な差ですがw。船酔いもしないので、安宿としてはとてもいいですね。
その他、
・湘南新宿ライナー運転開始 →湘南ライナーの好評をうけて運行開始です。東京口の列車の収容容量も加味して東海道貨物線経由で分散させたのですね。そのほかのライナー号も、ホームライナー古河号、鴻巣号、ホームライナー千葉号もこの時期に運転開始しました。
・阿武隈急行全線開業 丸森〜福島の延長工事にともない、1988年7月1日に福島〜槻木(つきのき)間全線開業しました。
・宮福鉄道開業 現在の北近畿タンゴ鉄道(第3種鉄道事業者)の前身です。当時開業したのは福知山〜宮津間。7月16日の開業でした。
ピックアップしてみたのは、この当時の房総夏ダイヤです。
特に気になったのは、甲信越地区から房総地区へのロングラン特急の臨時設定!
・L特急あずさ号 松本〜木更津〜千倉 という5時間半のロングラン
・L特急わかしお号 甲府〜千葉〜安房鴨川 という4時間のロングラン
当時東京湾アクアラインも開業していない時代だったので、房総地区への特急列車はとても貴重で、便利だったんですよね。

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