京葉線部分開業&埼京線新宿乗り入れ開始 交通公社時刻表 1986年 3月号

0

交通公社時刻表 1986年(昭和61年) 3月号
表紙は山陽新幹線を走る100系新幹線。背表紙は山一證券。幸い幸せ、とのこと。

国鉄の最後の春のダイヤ改正(秋も実施されるので)の紙面。新規開業が目立ちます。
・京葉線開業(西船橋〜千葉港) 時刻表紙面も紙面下部にかかれている程度の運転本数。その後延長開業を重ねて現在の形になったは1990年3月です。

・埼京線新宿乗り入れ開始。そもそも埼京線という名称も1985年9月30日以降に誕生した名称。赤羽〜池袋の区間運転は「赤羽線」であったことを象徴するもの。川越線、埼京線も当時は東京近郊区間扱いではなく、常磐線と羽越線に挟まれた位置で掲載されていました。時代を感じます。

・予讃本線の「短絡線」開業。内子線を組み込んだ予讃本線のバイパスが開業。紙面上では「向井原〜内子間」および「新谷〜伊予大洲間」となっているのは、新谷〜内子間が内子線となっているため、ちなみに元の内子線は予讃本線の五郎駅から伸びていましたが、この短絡線開業に伴い、五郎〜新谷間は廃止となりました。

・特急ホワイトアロー号の誕生。札幌旭川をノンストップで運転できたのは、他でもないライラック号がこまめに停車する運転パターンだったおかげ。当時は781系での運転だったためか、ノンストップでも札幌旭川間を1時間33分要していました。
閑話休題、ライラック号の「室蘭〜旭川間」の運転というのも懐かしさと感じます。

#国鉄
#時刻表
#鉄道
#特急ホワイトアロー号
#内子線
#100系新幹線
#京葉線部分開業
#埼京線新宿乗り入れ開始

Default