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HG ドラグナー1
「機甲戦記ドラグナー」はリアルロボット路線のアニメで、ストーリーや設定はファーストガンダムのそれを換骨奪胎して現代風(1987年)にリファインした新作にするという、今で言うアナザー系ガンダム的作風の作品だと思います。 そのせいか、僕はあまり面白いとは思えず、ストーリー的にもメカデザイン的にもあまり思い入れがある作品ではありませんでした。 しかし、HG化されたプラモデルの写真を見るとなかなかにカッコよく、これはちょっと欲しくなり購入しました。 最初は単にパチ組みして終わりにしようかと考えでしたが、作りだすといよいよカッコよく思えてきて、少し塗装しようかなと思い、赤と青い部分をメタリックで、フレームを黒鉄色で塗装し、メタルアーマーという名前の通りにメタル感が少しは出たかなと思います。
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HGUC ドム/リックドム
ドムとリックドムのコンパチキットです。 「ドムにはずれなし」はよく言ったもので、このキットも手を加えなくても、完成度の高いドムが出来上がります。 モールドが少なく、あっさりした作りではありますが、逆に数十年を経てもリデザインする必要がないくらい、ドムのデザインが優れていることの証明でもありますね。 塗装に関しては、全体にリアルタイプカラーぽい配色にしました。胸の部分は、黒鉄色の上からクリアグリーンを塗り、つや消しトップコートを吹いています。こうすると深みのある金属色がでるので時々やっています。
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1/2400 ザンジバル
旧キットの艦船は、なかなかにアニメのイメージを捉えており完成度が高いのですが、ガンプラブームの頃は、ご多分に漏れず僕もMSやMAに比べて、食指が動かないというか、模型店で見つけても「ハズレ」感がありましたね。 1/1200と1/2400の2ラインでの販売され、両方のスケールで出ていたのがホワイトベースだけという、統一スケールでコレクションしたいのに出来ないというもどかしさもありました。 とはいえ、先述の通り出来はとても良いので、ささっと素組みだけでも、とても満足感のある仕上がりになります。 このザンジバルもそれほど多くないパーツをで構成されており、組み上げるのも簡単で、プロポーションも良い佳作キットです。 まぁ、多少合いの悪いところや段差が出来るのは仕方ないところ。そういう部分を直していくのも、プラモを作ってるなと実感出来て楽しい部分です。 今風にするなら、筋彫りで情報量を増やせば、すぐにそれっぽくなりそうです。 コンパクトながら、食玩等に比べたら大きいですし、飾るのに丁度よい大きさですね。
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1/144 アッグ
ファーストガンダムの映像作品には登場しなかった、没メカと呼ばれるアッグシリーズ四機種のうち、もっとも不思議な形状をしているのがアッグでしょう。 左右の腕部にドリルを装備した、モビルスーツと云うよりモビルアーマーと呼んだほうが似つかわしいというか、モビルアーマーとも違うなんど言えないフォルムをしています。このドリルでジャブローに穴を開けようとしたのでしょうか。形状だけでなく用途も全く不明ですね。 キットは、アッグのスタイルをうまく捉えています。ほぼ手を加える必要なく、アッグが出来上がります。可動部に関しては、殆どいじってません。この形状ですから、可動に関してはそもそも求めるものではないですね。
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EXモデル 1/144 ドップ・ファイター
カテゴリーとしてはHGではなく、EXモデルに分類されるドップですが、スケールは1/144ということで、こちらに展示しています。 ガンダムのメカニックといえば、MSやMAがその最大の魅力であり主役なのは議論の余地もないところですが、それ以外のサブメカもとても魅力的です。脇がいてこそ主役が引き立つわけですしね。 特に一年戦争の戦車や戦闘機はいい味出してますよね。殊ジオン軍メカのビックリドッキリ具合は、キャラが立ってて素晴らしいデザインですね。 このドップにはパイロットが付いてなかったので、パイロットを乗せ、コクピット下面のガラスをプラ板で再現しましたが、苦労の割にいまいちで、塗装でもよかったかな、くらいの効果しかなくて残念でした(^^;)
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ムーンシップ
リンドバーグ社製のムーンシップです。多分オリジナルデザインで、映画などのキャラクターではないです。 雑誌で紹介されているのを見て、そのレトロフューチャーなデザインに一目惚れしてしまいました。古いキットなので手に入らないだろうなと思ってたのですが、たまたま寄った模型店で発見。即購入しました。 パーツ数も少なく、組み立ても簡単なキットです。船体全てに凸モールドが施されてるので、合わせ目消しなどの作業は出来そうにない(凸をスジボリして凹モールドにすれば出来そうにですが、手間がかかり過ぎそうだし、上手く出来る自信もありませんので(^^;))ので、仕上げは簡単にしました。 塗装は六十〜七十年代のSF映画に出てきそうな宇宙船をイメージしました。
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1/1200 マゼラン
ガンプラの旧キットの戦艦はよくできているんですよね。旧キットとはいえ、ほぼそのまま組み立てたら、アニメ通りのプロポーションになるという優れものです。惜しまれるはスケールが1/1200と1/2400の2ラインあって、MSのように統一スケールでコレクション出来ないことですね(ホワイトベースのみ2種類のスケールで発売されてましたけど) 宇宙戦艦とはいえ艦船なので、艦船模型を殆ど作ったことがない(陸軍空軍は好きだけど海軍には興味なし、宇宙戦艦ヤマトも思い入れがないので)僕としては、表面処理など、どうしたら良いのかいつも迷います。 それで、マゼラン本体はシャドーぽく黒を入れてみたのですが、ちょっと微妙な結果に(苦笑) ジムとボールは、ポーズ変更やディティールアップを図り、塗装も頑張ってみました。こういう細かい作業がたまらなく楽しいし、上手くいったときの満足感が大きいんですよね。
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HGUC リゲルグ
これはプレバンで発売されたキットではなく、HGUCゲルググと旧キットのリゲルグとのミキシングです。「自作するとキットが発売される」というジンクスを地でいくパターンとなりました(笑) ビームライフルを自作し、バックパックもオリジナルのデザインです。 ZZのモビルスーツは、僕的にはちょっとオモチャぽいと思っている(それはそれで個性的でカッコ良いのですが)ので、ミリタリー感のある仕上げにしたらイメージが変わってよいかも、と塗装や武装(腰のスツルムファーストとか)でそれっぽくしてみました。
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HGUC バーザム
HGUCバーザムが発売された時に、所謂バーザム改、センチネル版バーザムを作ろうとしたのですが、いざモデルグラフィックスのバーザム特集号を買ってきて読んでみると、意外にガンダムマーク2とのミキシングだけでは収まらず、他のキットのパーツも必要ということが分かり、そこまでお金をかけてまで欲しくないなぁなり(苦笑)、バーザム改の別ヴァージョンという設定で作りました。 特に方向性やデザインを決めて作ったわけでなく、パーツ毎にこうしたらカッコ良いかなと思いつきの工作を続けたため、自分でも組み上げてからでないと全体のプロポーションがわからないという、まさに手探り状態の作成でした。幸い、組み上げてみると、それなりになったのではないかと満足しています。 近藤漫画版Zガンダムに出てくるバーザムを参考にしてツインアイに変更したら、急にヒロイックな雰囲気が出てビックリしましたね。ガンダムのデザインの強さを感じたものです。 設定としてはバーザム、バーザム改の流れを汲む、バーザムの改修型ヴァリエーションのひとつという感じです。ガンダムマーク2の量産型というバーザムの立ち位置を踏襲してるので、そこそこの性能(量産型としては)はある、といったところですか。 カラーリングは、戦闘機のMiG-21やF-104のような中型戦闘機のイメージで、無塗装のシルバー風にしてみました。
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CS ナイチンゲール
このナイチンゲールも筆塗りです。エアブラシやスプレーを使用する技法であるキャンディ塗装ぽく仕上げてます。 まぁ、そこは筆塗りなので、写真ではわからない筆ムラが沢山あります。この作品は写真だからこそよく見えるタイプかもしれません(^_^;) このキットはナイチンゲールの特異なフォルムを上手くSDに落とし込んでいると思います(ガンダムをしらない人にみせたら、「宇宙船のプラモ?」と言われました。それくらい人型から離れてますね)。その分、可動範囲が狭くて、ポーズを取らせるのはなかなか難しいですね。 そして何よりデカい。スカートも大きいし、ショルダーアーマーも横に広がっているしで、SDながらとにかく幅を取るキットですね。
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CS G3ガンダム
ガンダムベース限定のG3ガンダムです。 素組みにスミイレ、汚し塗装のみで仕上げました。
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オリジンMSD アクトザク
プレバンで発売されたアクトザクです。 MSD版ということで、MSX版とは多少違うとの向きもありましょうが、そこはあんまり気にせず、Zガンダムの劇中にギャプランと共に登場した連邦軍仕様で作りました。 アッグシリーズ並みにトンデモMS揃いのMSXの中で、このアクトザクはとてもカッコいいと思います。 すこし派手に汚しを入れましたが、6、7年使用されていると考えればこれくらいかなと思います。
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CS Zガンダム
もともと頭身の低いコミカルなキャラが好みではなかったので、SDガンダムなどは亜流という認識でした。なのでSD系はあまり食指が動きませんでした。 ですが、頭身を自分好みに変更できるCSの仕様に興味をもち、試しにとこのZガンダムを作りました。するとこれがとてもカッコイイ! 以来、SDの格好良さと魅力を理解し、お手軽に作れるところもあってなかなかハマってます。 このZは、体型はディフォルメされてるけれども、いつものようにウェザリングや汚し塗装をして、マーキングもしてリアル寄りに、という方向性で作りましたが、なかなか上手くいったのではないかと思います。
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HGUC Zプラス C1
Zプラスは一番好きなMSのひとつです。 可変機で量産型なのが良いですね。ワンオフの主人公機にはないロマンみたいなものが量産機にはあります。しかもかなりの高性能。Zガンダムの流れを汲むヒーロー然としたイケメンフェイスに、グレイ系基調のロービジ塗装のミリタリー感の組み合わせがたまりません。ガンプラブーム世代としては、やはり「ミリタリー」とか「リアル」という言葉に過剰反応してしまいます(笑)。 二十数年前、最後に作ったのが、旧キットのZプラスC1でした。数年前モデラー復帰して、HGUCラインで同機体が発売しているのを知ったときは大変嬉しかったですね。 この機体の設定は、第一次ネオジオン戦争期、ダカール攻撃に参加した地球連邦軍第24TMS中隊(正式な戦闘序列ではギャプラン3機Zプラス3機の編成だが、実際は高価なTMSの補充が行き届いていたわけはないので、ドダイ改使用のジム3やバーザムも編成に組み込まれていた)通称グリーンゴブリン中隊の4番機、シーク・キャラウェイ少尉の乗機。 肩の部隊マークであるグリーンゴブリンは手書きしました。全体のグレイはやや暗めの色にして、各所に部隊カラーのグリーンと、シークのパーソナルカラーのスミレ色を配色しました。
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HGUCガンダム リヴァイブ版
20年ぶりくらいにモデラー復帰したときに作ったのがこのガンダムでした。 プラモから離れていた時期もホビーショップや量販店のプラモの棚にたくさんのガンプラが並べられているのを見ては、よくできているなぁと感心していました。ですが家で作るとなると、塗料の臭いや、プラの削りかすなどで、奥さんから苦情が出るのではないかと懸念して、ただ眺めている日々が長らく続きました。 しかし、考えを変えてみれば、現代のガンプラを完成させるのに、細かい合わせ目消しやディテールアップ、全塗装など昔やっていた工程は必ずしも必要条件ではなく、素組み墨入れ程度でも高完成度なのだから、臭いや部屋を汚すことなく、奥さんにも怒られないのではないかと気づいたのです。 それで、早速作ったのがHGUCのガンダムでした。パチ組み、デカール、ガンダムマーカーで墨入れで完成。奥さんに怒られることもなく、久しぶりのプラモ作成に、ワクワクと充実感もありました。 そして、それ以降素組みのリビングモデラーになりました……というわけでは全くなく、一度再燃したプラモスピリット(笑)に歯止めは効かず、結局、全塗装したい、ディティールアップしたい、オリジナルの要素を入れていきたい、と色々我慢が出来なくなりました。 幸いなことに、奥さんからの苦情は杞憂で終わり、僕の自室でプラモを作成することに関しては問題はありませんでした。 それでも臭いのきつい塗料やマテリアルの使用は控えてますが(猫を飼ってるので、猫の健康面にも配慮してです)。 そうやって作ったのがグレイのガンダムです。 G3ガンダムのロービジ(低視認性)カラーをはじめとするミリタリー調をカッコいいと完全に刷り込まれている(笑)ガンプラブーム世代としては、塗装はやはりグレイが基調になってしまいますね。 昔プラモを作っていた頃にはなかったマテリアルや改造パーツの豊富さに感嘆しつつも、それらを使い簡単なディテールアップも図りました。
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