Queen+Paul Rodgers (2005)

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2005年10月27日 さいたまスーパーアリーナ公演より。

背表紙のカタカナ「クイーン」がインパクト大。東郷かおる子さんによるイントロダクションに続き、たくさんの写真がフィーチャーされたツアー写真集みたいな感じのパンフレットになっています。

Queenについても残念ながらリアルタイムで体験しておらず、Freddie Mercuryが亡くなった翌年に行われたTribute Concertで知りました。当時夢中だったGN'RやMetallicaやDef LeppardやExtremeがみーんな前座、そして本編はこれら若手バンド(当時)のメンバーはじめ超大物豪華ゲストが残されたQueenのメンバーと共演した歴史的イベントでしたが、自分はあれをきっかけにQueenをはじめ所謂Classic Rockの世界にハマっていきました。

話を戻して、このPaul Rodgersを迎えてのライブの少し前に連ドラの主題歌だかTVCMだかでQueen楽曲が使われて、にわかにQueenが再評価されていたところに発表されたPaul Rodgersを迎えてのツアー、そして来日。この頃にはFreeもBad Companyも聴いていたのでニュースを聞いたときには違和感しかなかったのですが、ネットで見てみたらカッコよかったのでライブも行くことにしました。Freddieとはまったく違った個性のヴォーカリストの起用はかえって面白かったと思います。むしろ最新形態であるAdam Lambertより好きかも!?

そして実際に足を運んだこのライブは今のところ自分にとって最初で最後の生Queenとなっていて(Adam LambertとのQueenはまだライブを観ていないのです)、とても貴重な体験になっています。Paul Rodgersのオトコ臭い、そして超上手い歌が乗って新たな形になったQueen楽曲の数々は感動的でした。この日の模様は「SUPER LIVE IN JAPAN」というDVD作品としてリリースされているので、追体験できるのもうれしい。

その後、このQueen+Paul Rodgersの組み合わせはそのままスタジオアルバムも作成・発表して更にツアーに出ました。その当時のウクライナでのライブの様子が先日、ウクライナ支援のためにYouTubeで蔵出し無料公開されてたのが記憶に新しいところです。

2023.01.14 記

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