1/18 GMP フェラーリ 412P

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Le Mans 24H 1967
North American Racing Team
Pedro Rodriguez / Giancarlo Baghetti

フォード GT40に後塵を拝したフェラーリは、同じように物量作戦に出ました。
ワークスの330 P4をバックアップすべくプライベーターに供給されたのが、この412Pというマシンです。

アメリカのナショナルカラーであるホワイトに青ストライプというカラーリングがとても綺麗ですね。
深紅のワークスマシンが至高ではありますが、NARTの白馬もまた別の良さがあります。

ボデイはP4とほぼ同じですが、エンジンや足回りは前年のP3のものが使われております。
開発初期はP3/4と呼ばれておりました。

GMPはそこの違いも細かく作り分けております。
フロントのダクト、ルーフ、ワイパーの取り付け部の形状が微妙に違います。
オートアートや京商であれば間違いなく作り分けないでしょうね。

エンジンは直列のファンネルが並んでおり、P4よりもスッキリとした印象です。

精密感は素晴らしいですが、このモデルは一段と塗装が弱い感じがします。
特にフロントカウルは結構ブリスターが発生してしまっております。
他で出品されている個体を見ても大体の出てますので、工場側の問題でしょうね。

330 P4同様あと1歩という感じです。

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