モーリタニア/1978.動物保護シリーズ(1)【Wild Animals of the World Stamp Collection】

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【モーリタニア】
 アフリカの西武の国。国土のほとんどは植物の茂らないサハラ砂漠である。人口は百数十万人しかなく、ウシが人口より多く、ラクダも70万頭いる。動物は乾燥に耐える種類が多いが、太平洋に沿った海岸にはアフリカマナティやチチュウカイモンクアザラシ(切手は1973年発行)などの珍しい海獣がすむ。南部のセネガル川流域は雨量が多く、アフリカゾウ、ヒョウやボンゴ(切手は1963年発行)などの大型動物も分布する。

●ダマガゼル(ウシ科)
サハラ砂漠にすむ美しいレイヨウ。20種類ほどいる小型で足の速いガゼルの中では最も大きく、肩の高さが雄は1.2mにもなる。つのは雄雌ともにあるが、長くても40cmほど。群れを作って行動し、水は全く飲まず、草や木の葉から水分を得ている。

●シロオリックス(ウシ科)
カーブする大きな鋭いつのをもつレイヨウ。つのは雌にもあり。1mを超える。サハラ砂漠には昔は大きな群を作っていたが、人が狩りたて、家畜に追われ、数が減少し、国際保護動物に指定されている。パンダは国際野生動物基金のマーク。

●バーバリシーブ(ウシ科)
北アフリカの岩場にすむ野生のヒツジ。雄雌ともに、のどから胸、前足の上部にかけて長い毛があるのが特徴。雄の大きなつのは80cmにもなる。雌のもつのはあるが、細く短い。ボスの雄が群れを率い、繁殖期には雄どうし激しく戦う。

#切手

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