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- チェコスロバギア/米ソ首脳会談 1988.5.29【World Topics Stamp Collection】
チェコスロバギア/米ソ首脳会談 1988.5.29【World Topics Stamp Collection】
『東西の「触れ合い」を求める対話』
モスクワで行われた米ソ首脳会談を祝い、チェコスロバギアが発行した記念小型シートである。レーガン大統領とゴルバチョフ・ソ連共産党書記長の話し合いは、5月29日から4日間に及んだ。その最終日、中距離核戦力(INF)全廃がようやく現実のものとなった。「ソ連は悪の帝国」という認識に、レーガン大統領は自ら終止符を打った。帝国の牙城ともいうべきクレムリンの中で、「いまでもそう思うか」と記者団に聞かれ、はっきり「ノー」と答えた。ゴルバチョフ書記長がにっこり微笑んだ。
会談の最終碑、クレムリン大宮殿「ウラミジールの間」で、レーガン、ゴルバチョフ両首脳は批推書を交換し、がっちり握手を交わした。核兵器の一分野とはいえ、交渉開始から7年、その全廃へ向けて第一歩を踏み出した。
今回は、レーガン大統領にとって生涯初めてのソ連訪問だった。到着早々のクレムリンで、ホスト役の書記長は、「百聞は一見にしかず。この機会にソ連をしっかり見てほしい」とあいさつしたが、一見の効果は確かにあったようだ。沿道で、繁華街で、大学で、そして赤の広場で、大統領の行く所、市民や学生は盛んに手を振り、握手を求めた。民衆の政治家を自認するレーガン氏。こういうときには、77歳の年齢や旅の疲れが消え、いきいきとした表情がよみがえる。今回、東欧圏のチェコが、米ソ首脳会談を記念する切手を発行した意図は、こうした東西の「ふれ合い」を分かち合いたいという願いに他ならない。切手の図案には、両国首脳と民主国家を象徴して、米国会議事堂(左)とクレムリン宮殿(右)を描いている。
※1988年当初の説明です。
#切手
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2019/12/30両国ともに相当な苦労をして成し遂げたINFも、2019年に破棄されています。
もうすこし慎重に事を進められないものですかね。。。
どの国も自国ファーストなら、何事においても解決策は争いしかない!!
と思うのですが。。。こんな事で良いのでしょうか(-.-)y-~~
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Jason1208
2019/12/30今は、チェコとスロバキアはそれぞれ別の国になってますね。
諸行無常という気がします。
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2019/12/31 - 編集済み1918–1938 チェコスロバキア共和国
1938–1945 チェコ=スロバキア共和国
1945–1948 チェコスロバキア共和国
1948–1989 チェコスロバキア社会主義共和国
1989–1992 チェコスロバキア連邦共和国
以降 チェコ共和国/スロバギア共和国
となります。切手の発行国が難しくって・・・
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