The Officail Government First Day Cover Collection セント・ヘレナ島

0

 1613年6月18日、5隻のオランダ船と数隻のポルトガル船がセント・ヘレナ島沖で戦闘をくりひろげました。ポルトガル側は、おそらくウィッタ・ローイー号と思われるオランダ船1隻を沈め、他を駆逐しました。セント・ヘレナ島が発行した切手には、沈没したオランダ船とそこから回収された工芸品のいくつかが描かれています。カバーのオリジナル彫刻画にも、同島沖の荒海に浮かぶウィッタ・ローイー号が見られます。発行初日消印もセント・ヘレナ島で押されたものです。

 イギリス領のこの島は、アフリカ西岸かた約1,900キロの南大西洋上に浮かぶ島です。かつてほぼ2世紀の間、この島は南太平洋の交易ルートを行く商船の修理基地として栄えていました。しかし、1869年のスエズ運河開通とともにこの島に立ち寄る船が少なくなり、経済も衰退の道をたどりました。近年になって同島とその属領アセンション島に電信基地が設けられるようになってからは、かつての繁栄のきざしを見せ始めています。

※1978年の説明です。

#切手
#初日カバー
#FDC

Default
  • File

    tomonakaazu

    2024/07/14 - 編集済み

    絶海の孤島ですね。
    ナポレオンが亡くなったのがこの島だったような、、?

    返信する
    • そうなんでよね。ヘレナ島に到着したナポレオンの受け入れをイギリスは拒否したんですよね。

      1815年にセントヘレナに到着し、1821年5月に死去するまで島中央のロングウッド・ハウスに暮らしたそうです。

      こっちのアカウントで失礼(;^_^A

      返信する