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櫛抜き型日付印試行記念
1982.5.31
郵政省は、5月7日、現行の櫛型日付印に代わる新しい型の日付印を5月31日から、試験的に使用すると発表した。櫛型印は、明治39年(1906)に登場して以来、76年もの間、使用されてきた。しかし、線や活字が太くて、見た目がきれいではない、という声も多く郵政省では新しい形の日付印の検討を進め、今回の新型日付印はその改善の現れである。
今回の新型印は、櫛型印のワクが細くなり、<櫛>の部分が取り除かれているが、入る活字や全体の形は現在のものと変わらない。試行期間としては2年間が予定されている。試行局は、各都道府県の主要局が58局、手押し印の使用歩度が高い集配特定局12局、5月31日に開局した横浜郵便集中局の計71局で、各局とも櫛型日付印と併用して使用される。
※1982年当初の説明です。