-
- stamp_collection Museum
- 75F 西暦2000年 郵趣カード・ワールド・コレクション
- グリニッジ（イギリス）±0 Hours GREENWICH MEAN TIME
グリニッジ（イギリス）±0 Hours GREENWICH MEAN TIME
1675年、イギリス国王チャールズ2世は、当時イギリスが世界を制するために不可欠であった航海術の発達を重視し、船位の確認の基礎となる恒星位置の精密な決定を主要研究テーマとして、ロンドン郊外にグリニッジ天文台を建設しました。このグリニッジ天文台の子午環を通る子午線が経度の基準になっていることからも、ここが位置天文学の大本山であったことがわかります。しかし、19世紀半ばからは、太陽観測をはじめとする物理的観測行われるようになり、1950年頃からロンドンの南、サセックス州ハーストモンソー城からさらにケンブリッジへと移されました。
グリニッジは、イギリスのイングランド南東部、大ロンドン都市圏の東部にある区です。テムズ川南岸に位置し、ロンドンの住宅・観光地区の１つになっています。人口は21万人（1980年）。ここが経度の基準点に採用されたのは、1884年のこと。アメリカの首都ワシントンＤ.Ｃ.で開催された天文学者の国際会議において決定しました。世界は現在24のタイムゾーンに分けられており、それはグリニッジ平均時（ＧＭＴ）を基準にしてプラス、マイナスされているのです。そのため、経度の基準であるここケンブリッジの国立海自博物館は、新ミレニアムの到来を祝福して各国で繰り広げられたさまざまな行事に中心的な役割を果たしました。
#切手
