-
Time War
「タイムウォー」は、各プレイヤーがそれぞれタイムマシンを使用して過去にエージェントを送り込み、自分の都合のいいように過去を変えて得点を競い合うSFタイムトリップゲームです。当時のヤキントはこのようなB級テイスト溢れるSF、ファンタジーものを沢山発売していました。しかも当時はヒストリカルゲーム全盛だったのでSPIやAHが人気で、ちょっと外れたヤキント物は人気が無く、結構ワゴンで安売りされていました。ちょっと変わったゲームが好きだった私は各店を回ってそのようなゲームを買い漁ったもんです。今にして思えばもっと買っておけばよかった。 ゲームはマップの中心にいけばいくほど過去となり、スタート地点に近い外周は現代に近くなっています。歴史を変えたい時代に自分のエージェントを送り込み、各円に置かれた矢印を動かすことによって歴史が変わり、得点となります。また、ある時代の矢印が動かされると、それ以降の同心円の外側に置かれている矢印も連動して動き、その時代の歴史も改変されます。現代に近い時代の円の矢印を操作するのは簡単ですが、昔の時代(同心円の中心方向)にいけばいくほど、その時代で歴史を改変するとその外側の歴史(矢印の方向)も影響されて動き、過去を少し変えるだけで時代が進むほどその影響が大きくなり、歴史は大きく変わっていくというタイムトラベル物の雰囲気をよく出しています。面白いゲームです。 #タイムウォー #ヤキント #タイムトラベルゲーム
4本 無し 戦術級タイムトラベル 1Turn=1ヵ月 1へクス=1時代 1Unit=1人~1チームちょこ大佐
-
MARKET MADNESS!
「マーケットマッドネス」は、株式市場をシミュレートするゲームです。プレイヤーは株主のひとりとなり、5種類ある銘柄の株を売買し、一番の金持ちを目指します。株は3株単位で現在の単価から上下し、一度に何株買うか悩みどころです。プレイヤーの売買が終了したら、各プレイヤーに配布されている流動化カードをプレイします。流動化カードには、ある銘柄が1ランクダウンしたり、アップしたりと市場の変動が支持されており、これにより株式の値段は上下していきます。ある銘柄が1株20ドルを突破すると暴騰となり、持ち株1株につき20ドルに換金されます。またある銘柄が1株0ドルに下降すると暴落となり持っている株式は紙くずと化します。ウォーゲームでないこのゲームを今ではなんでこれを購入したかわからないのですが、当時は結構面白いゲームだと思いました。特にボーナスルールを採用すると、購入数や売却数により株価が上下し、流動化カードだけでなく自分の売買によってある程度株式が操作できるので、共同して暴騰を狙ったり、トップの持ち株銘柄を暴落させたりと熱くなったもんです。しかし、パッケージ裏に”1979年に81000人のプレイヤーがマーケットマッドネス大会に参加した。”とあるのですが、そんな大会いつ行われたのだろう…。 #マーケットマッドネス #ヤキント #株式売買ゲーム
1本 ヤキントアルバムゲームズ 株式市場シミュレーション 1Turn=? 1へクス=? 1Unit=1人ちょこ大佐
-
Swashbuckler
”銃士”とは、一般に言われる銃を持った兵隊ではなく、アレクサンドル・デュマ・ペールの小説「三銃士」の登場人物ダルタニアンなどのように、細身の剣やサーベルなどを主武器にした、速度、軽快性、そして何より心意気を大事にした剣士を指す。勿論、やぼな甲冑や防具などは身に着けず、しゃれた服装を身に着けていた。もとはフランスのルイ13世のころの護衛銃士隊である。護衛銃士隊への入隊基準が当時の他の近衛隊に比べて緩かったため、王に武勇を見せて立身出世を狙う平民の男が入ることが多かった。そのため、本来伊達男たるべき銃士の中にはゴロツキも多かった。また、海賊に身を落とすものもいた。 「スワッシュバックラー(銃士)」は、そんな17世紀の銃士と、同時代の海賊らの乱戦を再現するゲームです。パイレーツオブカリビアンのジャック・スパロウ役のジョニー・デップを思い浮かべてください。あれがそうです。このゲームでは海賊船の甲板で、寂れた居酒屋で、レイピアを持った銃士と、サブレを持った海賊が、バトルロイヤルを繰り広げるのが再現できるのです。戦いの場にはテーブル、イス、ビアジョッキ、シャンデリア、宝箱など雰囲気抜群のギミックが満載で、これらを有効に使った格闘を制したものが勝利します。ビアジョッキやイスを投擲したり、シャンデリアにぶらさがって相手を蹴飛ばしたり、テーブルを押し込んで相手の行動を制限したり…帽子を振ったり(ダメージは与えられませんが、相手をビビらせることはできます)。まるで映画の一シーンを再現できるこのゲーム、さすがB級ゲームの雄、ヤキントの作品です。 #スワッシュバックラー #ヤキント #大乱闘
1本 ヤキントアルバムゲームズ 決闘級バトルロイヤル 1Turn=? 1へクス=? 1Unit=1人ちょこ大佐
-
The Roaring 20's
「ローリング'20s(狂乱の20年代)」は、1920年代のアメリカ禁酒法時代のギャング組織と警察スのカーチェイスを再現したゲームです。ギャング組織は毎ターン地下酒場を営業するかを決定し(営業すると収入は入るが警察にガサ入れされる可能性が高まる)、イベントカード3枚と隠れ家カード1枚を引きます。イベントカードに書かれた襲撃場所(銀行や両替所、宝石店等)を決め、そこから車で隠れ家まで逃げ切れば襲撃場所に応じた報酬が手に入り、途中でパトカーに掴まれば牢屋行です。パトカーは10台あり、街中に配置されますが、同じ場所に2台止めれば道路封鎖もできます。強盗以外にも暗殺、賄賂、他のギャングを襲撃、脱獄、ボディーガードなど、雰囲気に溢れたギミックも満載でいかにもヤキントらしいB級テイスト溢れた作品です。個人的に大好きです。 #ローリング #狂乱の20年代 #禁酒法 #ギャング
1本 ヤキントアルバムゲーム カーチェイス 1Turn=? 1へクス=? 1Unit=1台ちょこ大佐
-
Attack of the MUTANTS!
「アタック・オブ・ザ・ミュータンツ」は、1950年代のホラー映画ファン向けのゲームです。 1993年に発生したビッグメルトダウンの影響により、世界は大量の放射線により今ではかっての形を留めていないフットボール選手、チアリーダー、ヒラメネズミで溢れていました。僅かな生存者が、周囲のねじれた死にかけている世界から逃れるための最後の試みをします。 セントラルステートテックのサイエンスビルで、老教授のアップルホワイト教授は素晴らしい発見をしました。そう、異なる地球または別の地球への生物の輸送を可能にする究極の装置の発見です。教授は、彼の娘である研究助手のペニーとともに装置のゲートをロックオンする手順を開始します。しかし、ビルの外は破壊された地球の主であるミュータントで溢れ、今まさにビル内になだれ込み、教授らに襲い掛かろうとしています! 果たして教授らは無事脱出できるのでしょうか? 1981年発売のゲームで設定が1993年なので、12年後の未来を想定したということですが、これはB級テイスト満載のゲームです。昔プレイしたことがあるはずなのですが、全く記憶がありません。そのうちプレイしてリプレイ記事をUPします。 繰り返します、これはB級テイストに溢れすぎているゲームです。当時、ヤキントのゲームは変なゲームが多かった記憶があります。私の中では、アバロンヒル=王道安心、SPI=本格上級者向け、GDW=SFとヨーロッパシリーズ、そしてYAQは変なゲームばっかり、という認識でした。また、このアルバムゲームシリーズは特にパッケージからして変わっていました。レコードジャケットをモチーフにしたらしいですが、こんなんやわくて絶対すぐつぶれると思っていたら案の定すぐつぶれました(笑)。でも調べてみたら結構ヤキントのゲームを持っているんですよね。当時人気がなくて安売りしていたせいで、結構購入したのかも。 #ミュータント #ヤキント
1 ヤキントアルバムゲームズ 戦闘級/B級テイスト 抽象的 でも1Unit=1人ちょこ大佐